2019年8月30日に発売された【RX100M7】
RX100M6発売からまさかの1年での登場には驚きましたが、買い替えました。
コンパクトなのに最新のミラーレスカメラと同等の機能が搭載されているので、写真も動画もホント快適に撮れるカメラです。
特にコンパクトさを求めている方にはオススメのカメラです。自分も普段常に持ち歩くカメラとしてカバンに入っていて、日々活躍してくれています。
付属品・外観等
初めに、付属品や外観などをみていきます。
RX100M7は、本体単体とシューティンググリップがセットになった2パターンで販売されていますが、自分が購入したときにはグリップのセットが人気で売り切れてしまっていたため本体のみ購入しました。
グリップもセットになっているRX100M7G
付属品は、本体、バッテリー、USBケーブル、ACアダプター、ストラップ、説明書、保証書等です。
一緒に購入したアクセサリー類はこちらです。
RX100M7が発売されてすぐはシューティンググリップを探すのに苦労しました。
とりあえずこちらを一緒に購入しました。
RX100M7と一緒に購入したいアクセサリーはこちらでもまとめてあります。最後にもリンクを貼っておきます。
外観をみていきますが、パッと見だとRXシリーズのどれかわからないレベルですよね。
RX100M7では、マイク端子が追加されました。
液晶は180度反転して、自撮りも可能です。この辺はRX100M6と同じです。
RX100シリーズにはアタッチメントグリップは必須ですよね。これをつけるだけでしっかりグリップできるようになります。
メニュー画面をRX100M6と比較
変更点
メニュー画面で増えた項目を挙げていきます。
RX100M6にはなかった「インターバル撮影」が復活しました。
撮影もしたいけど子どもの相手もしなければいけない・・・自分はそんな時にカメラを置いてインターバル撮影をしています。
RX100M7でタイムラプス撮影in神戸空港 2019.10.6
最初はそんな感じでインターバル撮影をしていたのですが、何度かしているうちに好きになっていき、それ以降よくインターバル撮影をするようになりました。
よく使うエリアだけを選択して選べるようになりました。時間短縮にもなるので、結構便利です。
リアルタイム瞳AF搭載により、瞳AF設定も変更されています。
RX100シリーズはカスタムボタンが少ないので、シャッター半押しで瞳にフォーカスしてくれるRX100M7はかなり便利です。
フォーカスエリアの枠の色が「ホワイト」「レッド」2色選べるようになりました。
状況に応じて使い分けることができるので、これも便利な機能です。
AFスポットの位置を画面の上から下など、端から端まで移動させたい時、例えば1番左にスポットがある場合右に移動させるなら→を押さなければいけませんでしたが、←を押せば右側までワープしてくれます。この機能も何かと便利です。
「ISO感度範囲限定」をいう項目があり、よく使うISO感度の範囲を設定できるようになりました。ISO感度をよく使う範囲内でコロコロ変える人にはかなり便利な機能です。
シャッター半押し時や連写時にホワイトバランスを固定させるかという機能です。連写中にたまに変わることがあるので、自分は連写中は変わらないように設定しています。
こちらはブラックアウトフリー撮影の時に、1枚目の撮影時だけわかりやすいようにブラックアウトさせるかどうかの設定です。
フォーカスやシャッターがタッチでできますが、RX100M7はトラッキングもタッチでできます。
RX100M7はソニー純正Bluetoothワイヤレスリモコン「RMT-P1BT」が使用できます。ワイヤレスのリモートコマンダーなので、かなり便利です。
リモートコマンダーをよく使う方にはおすすめです。
RX100M7の良いところ
超コンパクトボディなのにきれいな写真が撮れる
RX100シリーズ全てにいえることですが、やっぱりRX100M7の1番良いところってコンパクトなところです。
手のひらにのる程度の大きさで約300gなので、小さいカバンに入れたりと普段持ち歩くのには最高です。
自分は普段はELECOMのこのケースに入れて持ち歩いています。このケースに入れたままでもポケットに入るので、傷防止もかねて常にこのケースに入れています。
ポケットからサッと出してきれいな写真が撮れるので、普段小さいカバンに入れて持ち歩くカメラとしてもホント最高のカメラです。
24-200mmの高倍率ズームが便利
RX100M6から24-200mmというレンズ仕様になりF値は暗くはなりましたが、広角から望遠まで撮れるとやっぱり便利です。
ここまで望遠でアップして撮影することができます。手ブレ補正もしっかりきいています。
200mmまで望遠できると写したいものを大きく撮ることができるので、すごく便利です。
これだけコンパクトなボディで、24mm広角から200mm望遠まで撮れるというのは、ホントに便利です。
F値が2.8~ですが、ボカそうと思えばそこそこボケてくれます。
200mmだとこれだけボケてくれます。
AFがめっちゃ速い!リアルタイムトラッキングもすごい!
RX100M7のオートフォーカス性能は、ソニー最高峰ミラーレスα9と同じ性能のものが搭載されているので、ホントにすごいAF性能を持っているんです。
RX100M6でも十分なAF性能が搭載されていましたが、RX100M7は「リアルタイムトラッキング」が搭載されているので、狙ったものを常に追いかけてほしい時にすごく撮影しやすくなりました。
連写も20コマ/秒でブラックアウトフリー連続撮影が可能ですが、これって現時点でできるのはソニーではα9Ⅱ、α9、RX100M7だけなんですよね。
動きものを撮る人にはホント最高のカメラです。
(縦画像ですが、スマホでは横に表示されているかもしれません・・・)
飛行機が通りすぎる一瞬のタイミングを狙いましたが、AFが速いので普通にこういうのも撮れちゃいます。
リアルタイム瞳AFがすごい!
リアルタイム瞳AFも搭載されたので、人にカメラを向けてシャッター半押しするだけで瞳にピントを合わせ続けてくれるようになりました。
今まで瞳AFはカスタムボタンに「瞳AF」を設定しなければいけませんでした。RX100シリーズはカスタムボタンが少ないので非常に不便でしたが、シャッター半押しで瞳に勝手に合ってくれるので、すごく便利になりました。
シャッター半押しで即座に瞳に合ってくれるので、人物撮影が多い人にはホント便利な機能です。
自分も子どもの撮影がメインですが、「リアルタイム瞳AF」が搭載されてからは、ホントに撮影が楽になりました。
走っていても普通に瞳を追いかけてくれるAF性能には普通にびっくりしました。
この「リアルタイム瞳AF」があるのとないのでは大違いなので、人物撮影が多い人にはぜひ体感してみてほしい機能です。
リアルタイム瞳AFは動物にも対応しています。
動物を撮る場合ってやっぱり1番出っ張っている鼻にピントが合うことが多かったのですが、動物瞳AFのおかげでしっかり瞳にピントが合ってくれます。
動画も簡単に撮れる
自分は動画に関しては超が付く初心者レベルです。やっぱり写真を撮ることが好きなので動画はあまり撮りませんが、超初心者でも十分なクオリティの動画が撮れます。
千里川土手で着陸する寸前の飛行機を間近で見る 2019.9.14
自分の場合、思い出を残す程度ですので、これぐらい撮れれば十分です。AFが速いおかげで飛行機も普通に撮ることができました。
RX100M7にはNDフィルターが内蔵されていないので、動画を撮る場合、別途NDフィルターとフィルターアダプターが必要です。
フィルターアダプターは【MAGFILTER】のアダプターを使っています。
動画を撮る時はシューティンググリップを装着しています。
少し重くはなりますが、2020年1月31日ワイヤレスシューティンググリップも登場しました。
RX100M7の自分が気に入っているところをいくつか書きましたが、ボディはこれだけコンパクトにも関わらず、機能面やAF性能は最新ミラーレスと同等と、文句のつけようがないカメラです。
少し不満な点があるとすれば、値段が少し高い、内蔵NDフィルターがほしい、といったあたりでしょうか。とはいえ、ホント十分な機能と性能を持ったカメラです。
作例
自分はミラーレスカメラも持っているため、RX100M7はサブ的な扱いですが、コンパクトなので普段仕事に行くときにいつも持ち歩いていたり、荷物をできるだけ少なくしたいときにはポケットに入れたりしています。
やはり写真を見返してみても普段何気なく撮った写真が多いです。写真は全てJPEG撮って出しです。
最後に
コンパクト最強カメラ
これだけコンパクトで、現時点での最新機能も全て取り入れているので、ホントにコンパクトデジカメ最強のカメラなのではと思います。
ポケットや小さいカバンにも入るので、旅行やお出かけでできるだけ荷物を減らしたい人にも最適なカメラです。
ただ、価格も妥協しないカメラなので・・・そこは財布と相談ですね。笑
最新機能が全てほしい!という方にはホントおすすめの1台です。
シューティンググリップのセットRX100M7Gはこちら
RX100M7におすすめのアクセサリーまとめています
RX100M7は少し高い・・・そんな方にはRX100M6でも十分です。ただ、リアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキングは搭載されていないので、個人的にはそこがネックです。
2020年1月31日発売の新製品シューティンググリップもおすすめです