【SIGMA100-400mmライトバズーカ 作例レビュー】運動会に使える望遠レンズ!α7ⅢとMC-11で使ってみました

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自分はα7Ⅲやα6400を使っていますが、

 

SONY純正望遠レンズは高い!

 

ということで、比較的安価なシグマ100-400mmライトバズーカを、α7ⅢとMC-11で使用してみました。

 

(レンズの使い勝手も書いてるので、キヤノン、ニコンユーザーの方もぜひ見てってください。)

 

焦点距離が同じSEL100400GMと比べたらAFの速さや精度は落ちますが、「この値段でこれだけ使えたら十分!」といった感じなので、SONY純正望遠レンズが高くて買えないという方には非常におすすめのレンズです。

 

追記:2020年7月、Eマウント専用ライトバズーカが発売されたので購入しました。

※自分は家族の思い出を残すために写真を撮っているパパカメラマンで、どちらかというと細かい画質よりも、便利さや使い勝手を重視しているタイプです。そんな感じの目線でレビューしていきます。

 

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM "ライトバズーカ"

 

スペック

・定価:105,000円

・発売日:2017年4月21日

・焦点距離:100-400mm

・開放F値:F5-6.3

・最大径×長さ:86.4mm×182.3mm

・重量:1160g

・フィルター径:67mm

・最短撮影距離:1.6m

・最大撮影倍率:0.263倍

・絞り羽根枚数:9枚

・レンズ構成:15群21枚

・手ブレ補正:あり

特徴・良いところ

100-400mmという広いズーム域

100-400mmというズーム域で、特に運動会やスポーツ撮影なんかでよく使っています。

 

24-105mmの標準ズームと組み合わせれば2本で24-400mmまでカバーできるようになり、

 

このレンズ1本持っていると望遠域のたいがいを撮れるので、かなり便利なレンズでもあります。

 

純正レンズより圧倒的に安い

SONY純正望遠レンズSEL100400GMは定価320,000円なので、約3分の1の値段です。

 

コスパ最強です!

 

ライトバズーカという名前だけあって1160gと軽い

SEL100400GMは1395g、EF100-400mmは1570gなので、純正レンズと比べるとかなり軽いです。

 

やっぱり軽いと使っててとても楽です。

 

APS-Cに装着すれば150-600mmとして使える

フルサイズ用のレンズですが、APS-Cカメラでも使用でき、APS-Cでは150-600mmになるので、超望遠レンズとして使用できます。

 

自分はα7Ⅲとα6400ユーザーでもあるので、α7系、α6000系どちらでも使えるのがとてもありがたいです。

 

USB DOCKでレンズをカスタマイズできる

手振れ補正の効き具合、フォーカスリミッター、ピント調整、AF速度の調整など、レンズを自分好みにカスタムすることができます。

 

直進ズームが便利

ズームリングで操作するのではなく、フードを持って前後に動かしズームすることが可能です。ズームリングを回すより素早くズームすることができます。

 

TAMRON 100-400mm A035と比較

100-400mmを使うにあたって、先にTAMRON100-400mmを購入してみました。

 

MC-11との相性はもちろんSIGMAのレンズの方がいいのはわかっていましたが、TAMRON100-400mmも使ってみたいという気持ちがありましたので、とりあえず先にTAMRONを購入してみました。

 

ネットの情報があまりなく使えればラッキーぐらいに思っていましたが、α7Ⅲでは連写がHi+、Hi、Midだとピントが1枚目固定になってしまい、Loしかまともに使えることができませんでしたので、すぐにSIGMAに買い替えました(2019.2.4時点最新ファーム使用)。

 

AF速度がSIGMAよりTAMRONの方が速かっただけに残念です。

 

 

 

外観

 

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最大径は86.4mm×長さは182.3mm。

 

いくら軽量とはいえ、70-300mmのレンズと比べると一回り大きく、さすがにずっしり感じます。

 

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フードの内外は滑り止めみたいになっており、持ちやすくなっています。

 

135mm

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200mm 

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300mm 

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400mm 

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400mmまでズームすると、約8センチほど伸びます。 

 

フード収納時はズームレバーがほぼいっぱい隠れるようになっているので、

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このままだとズームレバーはかなり操作しにくい感じになります。

 

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ロックボタンがあり100mmでロックできるようになっていますが、ロックなしの状態で下を向けてもレンズが伸びることはありませんでした。

 

とはいえ、ズームリングの操作はかたくて重いわけでもなく非常にスムーズです。

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ズームリングの回転角は約80度で、100mmから400mmまでの操作も1度で素早くできるので非常に使いやすいです。

 

TAMRONのレンズは回転角が130度ぐらいで1度の操作で100mm~400mmの移動は難しかったので、個人的にここは気に入っています。

 

スイッチ類

 

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スイッチは上から、

・AF/MFなどを操作する【フォーカスモード切り替えスイッチ】。「MO」はフルタイムMFモードです。

 

・ピントを合わせる撮影距離の範囲の距離を制限できる【フォーカスリミッタースイッチ】

 

・手ブレ補正を設定できる【OSスイッチ】。1が通常の手ブレ補正モード、2が流し撮りモードです。

 

・USB DOCKにてカスタムした内容が反映される【カスタムスイッチ】。手ブレ補正の効き具合、AF速度、フォーカスリミッターなどを設定できるので、USB DOCKを購入して自分好みにカスタムすることをおすすめします。

 

フィルター

 

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フィルターは67mmと比較的リーズナブルなサイズなので有難いです。

 

安定のKENKO PRO1Dを使用しています。

 

F値の変動・各焦点距離開放F値

 

F値は5-6.3で変動します。

 

100~114mm付近<F5.0>、~234mm付近<F5.6>、234mm付近~<F6.3>という感じです。

 

α7Ⅲに装着した重量

 

自分がメインで使ってるα7Ⅲとの組み合わせです。

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ライトバズーカとはいえ、やはりなかなかデカイです。

 

α7Ⅲ(650g)、MC-11(125g)と組み合わせると1935gとなりますが、

 

100-400mmのレンズの中では断然軽い方なので、運動会などでも手持ちで全然振り回せるサイズ感だと思います。

 

 

 

 

α7ⅢとMC-11でSIGMA100-400mmを使ってみて

追記→Eマウント用でました 

α7ⅢやSONYのミラーレスカメラで使うには「MC-11」というコンバーターと一緒に使う必要があります。

→2020年7月、Eマウント専用ライトバズーカが発売されたので、こちらを使うことをおすすめします。

 

オートフォーカスは速く、瞳AFもばっちり

さすがに純正レンズSEL100400GMの爆速にはかないませんが、アダプタをかまして使っているとは思えないぐらいの使用感で、

 

オートフォーカスは全焦点距離普通に速いです。

 

AF-Cは瞬時に合いますが(純正レンズよりは遅く感じる)、AF-Sは「シュピッ」といった感じで純正レンズよりは少し遅いです。

 

運動会、飛行機、大きい鳥なんかを撮るなら十分のAF速度です。

 

フォーカスリミッタースイッチFULLの状態で、遠くからいきなり近くにピントを持ってきたときなどにほんの一瞬迷いというか間ができたりすることがあります。

 

その辺の精度が純正とは違いますが、フォーカスリミッタースイッチをうまく使えばそこまで迷ったりはありません。

 

友人はこのレンズで普通にカワセミを撮影しているので、結局最終的には腕の問題・・・ですかね・・・汗。 

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ロープに振り回されまくってますが、しっかり追従してくれます。

 

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目の前にフェンスがありますが、フォーカスリミッタースイッチで範囲を設定しているので、目の前に柵やフェンスがあっても問題ありません。

 

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運動会でもばっちり活躍してくれそうです。

 

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瞳を捉えてくれるスピードも全焦点距離速く、いい感じに使えます。

 

MC-11普通にすごいです・・・!

 

連写も制限なく使える

TAMRON100-400mmはLoのみしかピント追従しませんでしたが、SIGMA100-400mmは連写も制限なく使えます

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α7Ⅲだと「11コマ/秒」が使えるのは非常に嬉しいです。

 

MC-11を使うと連写中にフリーズするなど情報がありますが、今のところ連写中の不具合など1度もありません。

 

ちょこっと作例

 

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ピントの合ったところはカリッと、そしてボケも結構キレイです。

 

望遠レンズは、普段目で見る景色とは大きく違う世界がファインダーに写しだされるので、撮っていても非常に楽しいです。

 

軽量で使いやすくα7Ⅲにもぴったりなコスパ最強望遠レンズ

 

100-400mmの望遠レンズとしては非常に軽量で、オートフォーカスも速く写りもとてもいいので非常に使いやすく、コスパ最強の望遠レンズです。

 

SONYのミラーレスカメラで使う場合MC-11と一緒に使うことが条件となりますが、SONY純正望遠レンズが非常に高価なので、個人的には安く買えるという点が1番有難いですし、これだけ使えれば十分といった感じです。

 

→2020年7月、Eマウント用発売されたので、αユーザーはこちらがおすすめ。

 

自分はα7Ⅲでの使用になりますが、キャノン、ニコンのカメラを使ってる方にとっても非常におすすめのレンズですね。

 

【ソニーEマウント専用】

 

【キヤノン用】

 

SONYのカメラで使う場合はMC-11にキヤノン用レンズを使用します。

 

【ニコン用】

 

▼レンズをカスタムできるUSB DOCK

 

このレンズを買う前はTAMRON100-400mmを使ってました

 

α7Ⅲ,α6400とMC-11との使用感

 

α7Ⅲ,α6400とMC-11とSIGMA100-400mmの使用感についても書いてみました