【最終更新日:2021.4.2】
80系ノア/ヴォクシードライブレコーダー取り付け方法について。
今回、友人からの依頼で80系ヴォクシーにコムテックのドライブレコーダー「ZDR026」を取り付けすることになりました。
自分はこれまでドライブレコーダーは取り付けしたことがなく、そしてヴォクシーを触るのは初めてということもあり少し不安はありましたが、特に迷うことなく取り付けできました。
車屋さんに頼むと工賃も15000円ほどかかるので、ヒューズから電源がとれたり、内装を少し触れるような方は自分で挑戦してみるのもいいかと思います。
必要工具→内張りはがし、検電テスター、ドライバー類
所要時間→1~3時間
コムテック COMTEC ZDR026
前後2カメラのドライブレコーダー
前後2カメラで、駐車監視機能(オプション)も搭載された、ドライブレコーダーです。
自分も前後2カメラのドライブレコーダー(駐車監視機能付)をつけていますが、前後、そして駐車監視機能があると非常に安心です。
付属品
説明書、フロントカメラ(上)、リアカメラ(下)、フロントカメラ~リアカメラをつなぐ配線(左)、ソケット~フロントカメラをつなぐ配線(右)。
駐車監視時配線「HDROP-09」
駐車監視モードを使うために必須の配線
ZDR026付属の配線はエンジンを付けてる時だけしか作動しないので、エンジンを切って駐車してる時に何かあってもドラレコの記録には残されていません。
「HDROP-09」は、ACC、アース、そして常時電源からも電気がとれるようになっているので、エンジンを切っている状態でもドラレコは作動するようになっており、駐車中に何かあれば記録に残るようになります。
どうせならというか、せっかくドライブレコーダーをつけるなら、一緒につけておくのをおすすめします。
※HDROP-09を使う場合、こちらが電源をとる配線となるため、ZDR026に付属されているソケット電源の配線は使いません。
フロントカメラからリアカメラまでの配線図
配線図だけで見ると非常に簡単です。
ソケットやアクセサリーから電源をとって、フロントカメラ~リアカメラにつなぐだけで、配線の隠し方などをどうするか、が問題ですね。
ZDR026取り付け手順
電源の取り方
ZDR026付属の配線はソケットから電源がとれるようになっており、ソケットにさせばいいだけなので非常に簡単です(個人的には、見た目なども考えて配線を切って加工してACCとアースから電源をとることをおすすめします)。
今回はHDROP-09を使うため、付属されている配線は使いません。
HDROP-09には、常時電源(黄色)、ACC(赤色)、アースと配線が用意されているので、この3つをつなげます。
常時電源とACCは、助手席ヒューズボックスのハザード(常時電源)とIGN(エンジンONでつながる電源)から、アースはクワ型端子を使いヒューズボックス左側にある車体金属をつながっているボルトからとりました。
ヒューズボックスの位置
ヒューズボックスは助手席前のグローブボックス裏にあり、足元から覗きこむと見えますが、暗いのでライトはあった方がいいです。
グローブボックスを外さなくても見えますが、配線を通しやすいためにも外した方が作業しやすいです。
ヒューズから電源をとる場合は、ヒューズ電源を使います。
車体説明書のヒューズボックス欄を見て、ハザード(常時電源)とIGN(エンジンONでつながる電源)から取りだしました。
常時電源、ACC、アースの3つから電源をとり、これでとりあえずカメラは作動する状態になりました。
リアカメラまでの配線
問題なのはフロントカメラからリアカメラまでの配線。
付属の配線は7mです。
とりあえずフロントピラーなど配線通すところをバラしていきます。
内張りはがしは必須で、自分はもちろん車に常備してます。
80系ヴォクシーのフロントミラーの上、天井内張りには配線が通しやすいように穴が開いてました。
まずは、ドライブレコーダーフロントカメラのだいたいの取り付け位置を決め、フロントカメラにつける「HDROP-09」の配線と、付属されていたフロントカメラ~リアカメラまでつなぐ配線の2本を、少し余裕を持って出しておきます。
ピラーまでの配線は内張りと天井の間に入れますが、内張りはがしを使い配線を押し込んでいくと簡単です。
HDROP-09の配線は、Aピラーをもともと通ってた配線にタイラップで止め、グローブボックス裏を通しヒューズボックスまでもっていきます。
さすが結構最新式の車だけあって配線がめちゃくちゃすっきりしてるのですんなり通ります。
さて、フロントカメラ~リアカメラまでの配線。
フロントカメラからリアカメラまでの配線もAピラーを同じように通して、床下を通して後ろに持っていこうとしましたが、
やはりAピラー(フロントピラー)を通してると7mじゃ足りないし配線をつなげるためにも加工したくないので、Bピラー(助手席横)を通すことに。
7mの配線がかつかつ!天井を通すのがおすすめ
だいたい測ってみたらこれでなんとかいけそう。これで無理なら天井をぶっ通すしかない。。
→天井通した方が楽です(後程説明します)
Bピラー外して、上から配線持ってきます。ここまではすんなり通ります。
配線ガイド必須です。
2列目ステップ下を通し、3列目床下を通し、ピラーを通して・・・あともう少し!この辺の内張りは結構すんなり外れてくれます。
蛇腹通し
ここが難関です。室内からトランクゲートに配線を持ち込むにはここを通さなければなりません。
これが結構大変で、自分的にはこの作業はかなり嫌いです。
配線通しは必須ですが、どうしても通らなければ556なんかをかけて滑りやすくすると結構すんなり通ってくれます。
556はホームセンターなんかにも売っています。
さて、配線が通ればあとはリアガラス真ん中まで配線を持っていき、カメラを固定するだけです。
配線は7mですが、この通し方だとかつかつでした。
リアまでの配線は天井を這わす方が楽
天井に配線を這わせるということをしたことがありませんでしたが、自分の車にドライブレコーダーを装着する際には天井を通してみました。
特に何も外すことなく、内張りの中に配線を隠していくだけで、内張りはがしで配線を押していくととても楽です。
リアまで配線を持って行くのはこの方法が1番手っ取り早く楽ですね。
通電確認
さて、配線を通した後は、通電確認します。
よっしゃ~ついた~!めっちゃ嬉しい瞬間。と同時にホッとする瞬間です。
ワンタッチでリア画像に切り替えできます。
リアカメラの映像もバッチリ!なんかあったらこんな感じで録画されますw
最後に取り付け位置の確認
さ~あとは取り付けだけ。
14時すぎからはじめ、時間ももう夕方になってしまいました。
なんやかんやゆっくりしていたので3時間ほどかかってしまいましたが、普通にやれば1~2時間ほどでできると思います。
説明書で車検に影響のない取り付け位置の範囲だけ確認して、その範囲内で友人の希望の位置で取り付け。
写真だと目の前の照明でえらい映りになってますが、実際このような反射はなくちゃんと映ってます。
適正な取り付け位置
ワイパーとの位置確認
一旦取り付けしたものの、後日取り付け位置を変更しました。
「雨降った時、カメラに雨粒しか映らへん!」
なるほど・・・!
少し位置を下げて、ワイパーがかかっているところに取り付け位置を変更。
これで雨の日も大丈夫ですね!
公式の走行動画
公式の走行動画があるので、貼っておきます。
フロントカメラ(昼)
ドライブレコーダー ZDR026 走行動画 フロントカメラ映像(昼)
フロントカメラ(夜)
ドライブレコーダー ZDR026 走行動画 フロントカメラ映像(夜)
リアカメラ(昼)
ドライブレコーダー ZDR026 走行動画 リヤカメラ映像(昼)
リアカメラ(夜)
ドライブレコーダー ZDR026 走行動画 リヤカメラ映像(夜)
最後に
今回はコムテックの「ZDR026」を取り付けしましたが、さすが高性能ドラレコだけあって、映像もキレイで設定できることも多かったです。
リアカメラもあるというのも安心ですね。
発売から少し時間も経ち、値段も少し下がってきているのでとてもおすすめです。
デジタルインナーミラーもおすすめ
自分の車には、最近流行りのドライブレコーダー付きデジタルインナーミラーを取り付けました。
ルームミラーが映像に変わるので最初は違和感ありましたが、すぐに慣れました。
トランクに荷物を積んでいても関係なく後方が確認できますし、前後2カメラのドライブレコーダー付きなので結構気に入ってます。
洗車におすすめのスパシャン記事書いてます。
子どもがいる家庭には便利のスマートキッズベルトもぜひ!