エクスセンスインフィニティS906MとジェノスS96M/F-3を比較

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自分の大好きなロッド「エクスセンス」インフィニティS906M/RFとジェノスS96M/F-3のスペックや使用感、曲がり具合なんかを比較してみました。

 

2本ともスペック的には似ているロッドですが、使用感は全然違います。

 

ジェノスS97MH/Fも使っているので、この3本の使い分けに関しても書いてみたいと思います。

 

スペック

 

インフィニティ「S906M/RF」とジェノス「S96M/F-3」の比較です。

  インフィニティ ジェノス
全長(m) 2.90 2.90
継数(本) 2 3
仕舞寸法(cm) 148.7 102.0
自重(g) 132 127
ルアーウェイト(g) 6~38 5~40
PEライン(号) 0.6~1.5 0.6~1.5
リールシート位置(mm) 408 390
カーボン含有率(%) 98.1 97.6

※リールシート位置は、竿尻~リールシート前部固定フードまでの長さです。

 

スペック的にはだいたい同じような感じのロッドですが、ジェノスS96M/F-3は「3ピース」なのが特徴的ですね。

 

グリップの形と長さの違い

 

インフィニティとジェノスはパッと見て、グリップの形が大きく違います。

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ジェノス、インフィニティ

グリップエンドがジェノスは〇、インフィニティは少し平たくなっていて形は違いますが、どちらも滑りにくくて握りやすいです。

 

グリップエンドからリールシートまでの長さも18mm違い、並べてみるとこんな感じです。

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グリップの長さは、ジェノスS96M/F-3は、肘にあてる派の人にはちょうどよく、脇に挟みたい人には少し短く感じる長さです。

 

脇に挟みたい人はインフィニティS906M/RFの方がしっくりくるとは思います。

 

 

 

曲がり具合の比較

 

手前がインフィニティS906M/RF、奥がジェノスS96M/F-3です。テーパーの違いもありますが、ティップは断然ジェノスS96M/F-3の方が軟らかいです。

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▼左ジェノス、右インフィニティです。

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写真で見るとあまり変わらないように感じますが、使っているとかなり違いを感じることができます。

 

使用感と使い分けに関して

 

はっきり言ってどちらもめちゃくちゃいいロッドなので、どちらも満足度の高いロッドです。

 

使い分けに関してですが、「ジェノスS97MH」もまぜて、この3本で書いてみたいと思います。

 

まずインフィニティS906M/RFを使った第一印象は、「粘る」「強い」「感度が良い」でしたが、当時ジェノスの旧型となるエクスセンスS906M/F-3をメインで使っていたこともあり、自分がメインのロッドで使うには「少しティップが硬いなぁ」という感じでした。

 

エクスセンスS906M/F-3の方がティップも断然軟らかく追従もいいのでバレることも少なく、それはジェノスS96M/F-3も一緒です。

 

16g以下の軽いジグヘッドワームなんかだと特に、ティップが軟らかい恩恵でジェノスS96M/F-3の方がノリは良く感じます。

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ジェノスS96M/F-3

インフィニティS906M/RFも十分ノリはいいですが、やはり比べるとかなり違いを感じます。

 

PB-20なんかのブレードもスローに巻いて使うことが多いですが、やっぱりノリの面ではジェノスS96M/F-3の方が上です。

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ジェノスS96M/F-3

ティップが軟らかく追従もいいので、ノリもよくて、バレることも本当に少なく感じます。

 

そんなわけで、普段のデイゲームでジグヘッドワームやブレードを使うことが多い自分としては、やはりジェノスS96M/F-3がメインになります。

 

じゃぁインフィニティはいつ使うのか?ですが、河川なんかでジグヘッドワームやブレード、そしてプラグも使いたい時なんかは、汎用性の広いインフィニティS906M/RFの出番です。

 

プラグはティップに張りのあるインフィニティS906M/RFの方が振りきれて飛距離もでます。ティップに張りがある分、操作感も良いです。

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インフィニティS906M/RF

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インフィニティS906M/RF

もちろん軽いルアーも投げれるので、インフィニティS906M/RFは本当になんでも気持ちよく投げれる感じです。

 

自分はよくサイレントアサシン129やサイレントアサシン140を使いますが、中型ミノーならインフィニティS906M/RFの方がしっかり振り切れて投げやすいですね。

 

かと言って、ジェノスS96M/F-3が投げにくいというわけではなく、ティップが軟らかい分飛距離は少し劣りますが、十分投げることもできます。

 

 

 

使い分けまとめ

普段ワームやブレードなどのコアマンルアーを使ったデイゲームが多く、そんなときはやはりノリがよくて、バレにくいジェノスS96M/F-3がメインです。

 

少し大きい河川などでプラグメインの釣りで、もしかしたらワームやブレードも投げるかもしれないといった場合に、汎用性の広いインフィニティS906M/RFを使うといった感じです。

 

ただ自分は少しでもキャッチ率をあげたいので、大河川でも飛距離がいらないと感じたときはプラグメインであってもジェノスS96M/F-3を使うこともよくあります。

 

ジェノスS97MH/Fとの使い分け

インフィニティS906M/RF、ジェノスS96M/F-3、S97MH/Fの3本体制になった時には、普段のほとんどがジェノスS96M/F-3、プラグを使うときはジェノスS97MH/Fと、ジェノスの2本を使い分けるようになってしまったので、汎用性の広いインフィニティS906M/RFはあまり使わないようになってしまいました。

 

ジェノスS97MH/Fは、インフィニティS906M/RFと比べると圧倒的に硬いですが、硬いなりにもティップの追従性は良いので、軽量ルアーでもそこそこ使い勝手もいいんですよね。

 

個人的にファーストテーパーが好きで、やはり使い慣れたテーパーが扱いやすいというのも理由の1つです。

 

最後に

 

大好きなロッド「エクスセンス」インフィニティS906M/RFとジェノスS96M/F-3の比較、使い分けを自分なりに書いてみました。

 

スペック的には似ていますが、使っていてかなり違いを感じますので、もしこの2本で迷っているならば、よく使うルアー、シチュエーション、好きなテーパーなんかで決めていただければと思います。

 

各ロッド使ってみての感想もそれぞれ書いてますので、よかったら見てください。

 

▼インフィニティS906M/RF

 

▼ジェノスS96M/F-3

 

▼ジェノスS97MH/F