以前やっていたブログの影響もあり、Gクラフトのロッドのことだったり「ブログ見てこれ買いました!」など声をかけてもらえることも多く、非常に嬉しい限りです。
完全に個人的意見にはなりますが、今まで使ってきたロッド、そして現行モデルとも比較しながら、Gクラフトのロッドのこと書いていきます。
Gクラフトのロッドを検討している方などに、参考になれば幸いです。
シーバスロッドラインナップ
現在、Gクラフトのシーバスロッドセブンセンスシリーズは、「TRシリーズ」と「SRシリーズ」、1年に1機種のみ限定で発売される「リミテッドシリーズ」の3タイプに分かれています。
1番右の「セブンセンス」はPEシリーズで、もうほとんど売っておらず、販売されてるのは「TR」「SR」そして「リミテッド」です。
港湾、河川、磯、サーフ用など種類が豊富で、それぞれが特徴を持っているので、いろいろ使い分けできるのもGクラフトの魅力かと思います。
GクラフトのHPはこのような感じになっていますが、リアルタイムで更新されるような感じではないので、最新情報が載っていないことがほとんどです。
使っていて楽しいロッド
写真には1本他メーカーのロッドが混じってますが、よく一緒に釣りに行く友達の影響もあり2013年ぐらいからGクラフトのロッドを使っています。
まず、使っている(いた)ロッドをまとめてみます。
・MJS-872-PE
・MJS-932-PE
・MSB-962-PE
・MWS-952-SR
・MSS-962-TR
・MWB-972-TR
・MSLS-982-PE
・MJLS-882-PE
・MJLS-1032-TR
・MSLB-912-TR
・MJLS-952-TR
・MMS-992-TR
・MSS-952-TR
もっとあるような気もしますが、こんな感じです。
Gクラフトのロッドを使ってみての第一印象は、使っていて面白く楽しいでした。
なんと言っても圧倒的な飛距離、手元に伝わってくる感度の良さ、反発力による圧倒的なパワー。
Gクラフトのロッドは、パワーがすごくて飛距離がやばい!なんて言われますが、ホントにその通りです。
でも飛距離は誰でも出せるわけではありません。
ロッドのことを理解して使いこなせてこそ圧倒的な飛距離を出せることができます。
そして、反発力が強くパワーがすごいのですが、初めて使った時は反発力の強さにまぁまぁびっくりしました。
ロッドも種類がたくさんありますが、各種類あらゆる分野に特化させて作られているので、特に初めて使う人はコツを掴むまで少し時間がかかるかもしれません。
ただ、コツがわかり使いこなせるとびっくりするぐらいすごい武器になるので、操縦している感が強く、使用満足度が非常に高いロッドです。
僕がGクラフトにハマるきっかけになったのは、2本目に購入した「MJS-932-PE」でした(2014年発売)。
→現在は、MJS-932-TR、MJS-942-SRが現行モデルになります。
ちなみに1番最初に買ったのは「MJS-872-PE」でしたが、9フィート以下のロッドに慣れていないこともあり、全然使いこなせませんでした。
MJS-872-PEを購入したときは、MJS-932-PEはまだ発売されていませんでした。
→現在は、MJS-872-TR、MJS-862-SRが現行モデルになります。
ミッドナイトジェッティーシリーズ「MJS-932-PE(TR)」は、10g以下の軽いジグヘッドから26gほどの鉄板、そして軽いミノーから20g後半ほどのミノーも扱いやすく、非常に汎用性がありオールマイティーなロッドです。
オールマイティーでかなり使いやすく、よっぽど長くて強いロッドが必要な時以外は、デイゲームもナイトゲームもほとんどこの1本でこなしていました。
足場の良い防波堤でデイゲームをする人だったり、とりあえずGクラフトのロッドを使ってみたいという方にはとりあえずオススメする1本です。
張りがあってしっかり振り切れるけど、ティップもしなやかに入ってくれて、魚をかけたらしっかり曲がってくれる非常に使いやすいロッドです。
9.3フィートじゃちょっと短い・・・ミッドナイトジェッティーそのままの使い勝手でもう少し長いロッドが欲しいという方はモンスタージェッティーMJS-1002-TRがオススメですね。
そのままの使い勝手といっても、さすがにスペックも上がりだいぶ硬くなってしまうので、できればこの2本の間が理想的なんですよね・・・。
→2021年1月にまさにその中間のロッド「MRS-982-TR」が発売されました。
これは自分もほしい1本なので、また使ってみたいと思います。
Gクラフトのロッドを使いたいけど、TRは少し高い・・・
そんな方にはSRがオススメです。
SRはTRよりも安く廉価版モデルという位置付けですが、入門用でただ安いというわけではなく、コストは落としてあるけど個性もバリバリありGクラフトらしさも味わえるロッドです。
TRとSRの違いについてはこちらで書いています。
使用頻度が1番高かったMJS-932-PEではホントにたくさんの魚を釣ってきましたが、9.3フィートだと少し短く感じることもあり、この使用感のままもう少し長くなったモデルが欲しいなと思い出してきたときに発売されたのが、2015年のリミテッド「MJLS-1032-TR」でした。
発売前に試投させてもらうこともでき、発売と同時に購入しました。
リミテッドモデルは1年に1機種のみ発売される本数限定のロッドで、とても高価にはなりますが、Gクラフト好きにはたまらないロッドです。
リミテッドは、従来のモデルよりもロッドにさらに張りがあり、感度もバリバリで超シャキシャキロッドです。
TRよりもさらに磨きがかけられており、リミテッドを1度使うとリミテッドしか使えない病になることも・・・
パワーはもちろんのこと、とにかく飛距離と感度がすごくて、このMJLS-1032-TRは、 向かい風で荒れた外洋、磯なんかで大活躍してくれました。
もう新品では残ってないんじゃないか・・・と思います。
このような荒れたところでも安心感抜群で、パワー不足を感じたことはありませんでした。
とにかく飛距離がすごく、サーフみたいなオープンエリアでは周りの人より飛ばせるので、1人だけ釣れてしまうということもよくありました。
サーフ用だと、2016年には外洋サーフ専用設計で「モンスターサーフ」MSS-1072-TRが発売され、2017年にはMSS-1092-TR、2019年にはMSS-1052-TRが追加されています。
モンスターサーフは、10.5f,10.7f,10.9fと長いロッドですが、各174g,168g,188gと非常に軽く、モンスタージェッティーMJS-1002-TR(163g)がそのままの使い心地で長くなったロッドになっています。
MJLS-1032-TRはホントに外向きのエリアなんかでは最高のロッドですが、魚をかけると曲がりこんではくれるものの、リミテッドは反発力がすごいのでフックが細かったりするとフックが伸びてしまうということも多かったです。
自分はデイゲームではコアマンルアーがメインになりますが、コアマンルアーは細軸のフックが搭載されたルアーが多く、リミテッドを使うときはフックが伸びないように注意が必要でした。
フックが伸びることも多々ありましたが、高弾性シャキシャキなゆえエラ洗いされた時の追従性も決して良いとは言えないロッドです。
MJLS-1032-TRの飛距離はすごく武器になるのですが、さすがにコアマンルアーとの相性は良いとは言えないので、マイルドなSRを使ったりもしていました。
リミテッド、TRはシャキシャキでかなりパリッとしていますが、SRはキャストの際も軽い力で曲がってくれ、魚をかけた際も非常にスムーズに曲がってくれるので、リミテッドやTRよりは、すごく扱いやすいロッドです。
ただ、パワー、感度、飛距離、使用満足度なんかは、間違いなくリミテッドかTRの方があります。
TRとSRでは結構好みが分かれますが、個人的にはやはりTRシリーズの方が使っていて楽しいです。
ミッドストリームMSS-962-TRは、MJS-932-TRとMJLS-1002-TRの中間的なロッドで、非常にオールマイティーなロッドです。
ミッドナイトジェッティーよりはミノーが投げやすいロッドになっているので、川での釣りが多かったり、ミノーメインで釣りをする方にはかなりオススメです。
MJS-932-TRじゃ少し短くて、MJS-1002-TRじゃ少し長い・・・そんな方にもちょうどいいロッドです。
ミッドナイトモンスターMMS-992-TR。
MMS-992-TRは基本的に大型シーバスを狙うロッドで、磯場やサーフ、大河川などにおすすめのロッドです。
モス11フィートでは長くて、モンスタージェッティーMJS-1002-TRじゃ少しパワーが物足らなくて、モンスターストリームMSS-952-TRじゃ少し短い・・・そんな時にはこのロッドです。
北西風の強い日やそこまで足場の高くない磯やサーフなどで活躍してくれます。
モンスターストリームMSS-952-TR
豪雨後の激流河川で大型シーバスを釣るために作られた2019年発売の比較的新しいロッドです。
MSS-892-TRよりも長くなり、外洋なんかでもとても使いやすいです。
このロッド、めちゃくちゃ使いやすいです!超お気に入りです。
MSS-962-TRで少しパワー不足を感じている人には超ぴったりのロッドです。
Gクラフトのロッドは種類がいっぱいあるので、ホント状況次第でロッドを選べるのがいいですね。
だからたくさんほしくなるのですが・・・
この記事を書くに当たって、写真を何枚か見つけてきたので、貼っておきます。
2013年リミテッドのMJLS-882-PE。
8.8フィートなのに9フィート前半のロッドと変わらない飛距離が武器でした。
2014年リミテッドのMSLB-912-TR。
秋の大物狙いでは欠かせないロッドです。
おそらく新品は残っていないでしょう・・・TRではMSB-892-TRになります。
ミッドウォーターのベイトロッドMWB-972-TR。
結構軟らかいロッドなので、少しパワーが欲しいときはミッドストリームのベイトロッドMSB-962-TRを使い、2本で使い分けしていました。
個人的に、スローテーパーが苦手なので、MSB-962-TRの方が使いやすかったです。
このロッドはデイゲームからリバーシーバス、ミノーメインのナイトゲームまでホントに幅広く使えます。
もう少し長い方がよければ、モンスタージェッティーベイトMJB-1002-TRがオススメです。
2017年リミテッドのMJLS-952-TR。
大人気のミッドナイトジェッティー9.3フィートのリミテッドです。
デイゲーム専用かなと思いましたが、20g後半のミノーも普通に飛んでいってしまうのでびっくりしました。
2011年リミテッドのMSLS-982-PE。
ミッドストリームのリミテッドですが、パワー的にはミッドナイトモンスターとミッドストリームの間ぐらいで、自分的にはかなり大好きなロッドです。
もう当然新品では残っていないロッドですし、ミッドナイトモンスターだと強すぎて、ミッドストリームだと少しパワー不足。
似たようなロッドだとミッドストリームSRのMMS-982-SRでしょうか。
まだまだ写真はあるのですが、キリがないのでこの辺でストップしておきます。
最後に
Gクラフトのロッドは使っていてとても楽しく、ワクワクするようなロッドです。
もし購入で悩んでいるようなら、使ってみて後悔はしないのでぜひ使ってみてください。
個性的なロッドなので、新しく気付かせてくれることもかなり多いですよ。
また使っている各ロッドについても細かく書いていこうと思います。
シマノのエクスセンスジェノスシリーズも使っていますが、Gクラフトほど個性的ではないもののかなり使いやすいロッドです。