シーバス用ランディングネット(タモ)やシャフトの選び方とおすすめの製品

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シーバスを釣るのに大事な道具のうちの1つ、

 

「ランディングシャフトとランディングネット」

 

シャフトとネットがなくても釣りはできますが、

 

いざ足場の高いところでシーバスがヒットしたときにネットがないと困るので、できるだけというか、絶対に持っておいた方がいい道具です。

 

自分もランディングツールには結構こだわってますが、「シャフト」と「ネット」にもいろいろな種類があり、どれを選べばいいかわかりづらかったりもするので、自分なりの選び方や、おすすめの製品など紹介したいと思います。

 

シャフトやネット以外にも、ライフジャケットに引っ掛ける「タモホルダー」や、落下防止のための「スパイラルコード」についても書いています。

 

 

ランディングツール一式

ライフジャケットの背面に背負うスタイルが主流

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ランディングツールのセットは、「シャフト」「ネット」

 

ネットを折り畳んでくれる「ジョイント」

 

ライフジャケットのD管に引っ掛ける「タモホルダー」

 

そして落下防止のための「スパイラルコード」などさまざまなパーツで構成されています。

 

シャフトとネットさえあれば魚を掬うことは可能ですが、折り畳んでくれるジョイント、そしてタモホルダーやスパイラルコードもつけておくことでとても快適に使用できます。

 

最近は、やはりこのようにライフジャケットの背面に背負うという方がほとんどです。

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どうなっているかというと、ライフジャケット背面上部にD管がついているので、シャフトにタモホルダーをつけてD管に引っ掛けるといった感じです。

 

シーバスがヒットしたら背中に手を回してネットをとるだけですし、移動の時もとても楽です。

 

やっぱりこのスタイルがおすすめですし、釣りをするにあたってライフジャケットはぜひ着ておいてほしいものですので、ライフジャケット背面に背負うこと前提で話を進めていきます。

 

▼ちなみに自分が着ているのは、パズデザイン×コアマンのスーパーライトベストです。

 

というわけで、それぞれのパーツの特徴を見ながら、おすすめの商品など紹介していきたいと思います。

 

ランディングネット

ネット(フレーム)のサイズ比較

メーカーにもよりますが、「L」「M」「S」などサイズもいろいろとあります。

 

シーバス用は一般的に「L」が多く、自分は「L」と「M」を使い分けています。

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「L」と「M」
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大きさ比較

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「L」

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「M」

自分は年間を通してコンパクトな「M」を使うことが多いですが、おそらく「L」を使ってるという方がほとんどかと思います。

 

シーバスの場合、体が曲がってくれるので80cmぐらいでも「M」で全く問題はなく、

 

90cmも「M」で掬ったことはありますが、的が大きいといった意味では「L」の方が間違いなく使いやすいです。

 

青物はランディングの際体が曲がりにくくネットに入れにくいので、青物も狙るようなところでは「L」を使っています。

 

自分はLとMを使い分けていますが、1つ買うならやっぱり万能で使いやすい「L」がおすすめですね。

 

ジョイント一体型ワンピースタイプと折りたためるタイプ

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昌栄/TOOL ランディングフレームino+ 「L」と「M」

ランディングネットもいろいろな形状をしたものが販売されていますが、最近は写真のような涙型のフレームで、ジョイント部分も全てが一体化したワンピースタイプのものが主流になっています。

 

ワンピースタイプが発売される以前は、折りたたみ式フレームにジョイントをつけて折りたたんで使うものがほとんどでした。

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折りたたみ式フレームに

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ジョイントをつける

 

▼ジョイント「フレックスアーム」は、こちらの動画でも詳しく解説されています。

 

ジョイントもいろいろありますが、昌栄の「フレックスアーム」のロックタイプがやはり使いやすいです。

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ロックタイプでないものはしっかり固定されずブラブラするので、ロックタイプがおすすめです。

 

ネットを広げる場合は、ロック解除レバーを押すだけと片手で簡単に解除できます。

 

ジョイントをつけずにシャフトとネットを折りたたまずに伸ばして使ってる方は、このジョイントをつけるだけでフレームとネットを折りたためるようになるので、とても快適で便利になりますよ。

 

折りたたみ式フレームは持ち運びに便利

最近は軽量で剛性面でも強いワンピースタイプを使ってる方が多いですが、

 

折りたためるタイプはコンパクトに収納できるというメリットがあるので、電車や自転車釣行が多く、荷物をできるだけコンパクトにまとめたいという方には非常におすすめです。

 

おすすめは昌栄/TOOLランディングフレームino(+)

ランディングネットといえばやはり昌栄のTOOLシリーズランディングフレームino(+)が大人気で、自分も長いこと使用しています。

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ジョイント部分が一体化されたワンピースタイプのもので、軽量で、剛性面でも優れています。

 

「ino」と「ino+」の違いですが、「ino」はフレームが平面、「ino+」はフレームの先端部が曲がっています。

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「チョコっと曲げた、この差はデカい!」

 

とのことですが、

 

テトラや磯場、そして特に足場が低いところなど、垂直の高い堤防とは違いタモを前に出してランディングしなければいけない状況では曲がってるおかげでとても掬いやすく、その違いがとても実感できます。

 

自分はテトラや足場の低いところで釣りをすることがほとんどなので、メインは「ino+」です。

 

▼ino+の解説

 

個人的な意見ですが、逆に垂直の堤防など足場が高く水面に垂直に近い状態でネットをおろす局面なんかでは「ino」の方が掬いやすいと感じるので、

 

足場の高い防波堤で釣りをすることが多い方には「ino」がおすすめですね。

 

ino(+)は値段的にちょっと・・・という方には、コスパに優れたメジャークラフトのネットなんかもおすすめだったりしますが、

 

ワンピースフレームも、折りたたみ式もジョイントがついていないので、別途ジョイントを買う必要があります。

となると、なかなかの値段になってしまうので、

 

やっぱり昌栄のランディングフレームino(+)がおすすめですね。

 

大人気ですし、長いこと使用していることもあって信頼度も抜群です。

 

▼ino+

 

▼ino

 

ランディングシャフト(タモの柄)

状況に応じた長さのシャフトを選ぶことが大事

シャフトは、普段よく釣りをする場所に合わせた長さを選ぶことが大切です。

 

▼自分が使い分けてる3本

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上から「テイルウォーク キャッチバー改マイクロ420」、「メジャークラフトLS-500S」、「シマノ オシアランディングシャフト450」で、

 

比較的足場が低いところで釣りをすることが多いので、1番上の4.2mのシャフトを使うことがほとんどです。

 

もし1本だけ持つとしたら、干潮時は海面まで遠くなりますし、いつも同じ場所で釣りをするわけではないと思いますので、長さに少し余裕を持って選ぶということが大事になってきますが、

 

やはり万能的に使える5m前後がおすすめで、商品の選択肢も多いです。

 

おすすめは断然シマノ/ボーダレスランディングシャフト

自分が使っているシャフト3本を紹介しておきます。

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(右から2番目のウェーディングシャフトは省略します。)

 

まずは、写真1番右の「テイルウォーク キャッチバー改マイクロ420」ですが、

 

シャフトの長さがランディングフレームino(+)「M」サイズにぴったりで、Mのネットと合わせるために購入しました。

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450gと少し重たいのですが、Mサイズにぴったりとかなりコンパクトなので、使い勝手がよくとても気に入って使っています。

 

値段も1万円前後とコスパもいい方です。

 

次に白いシャフトの「メジャークラフト LS-500S」ですが、5mで380gと超激軽仕様です。

 

現行モデルは黒色になっていて、強度が確保された分413gと少し重たくなっていますが、それでも十分軽く、値段も思いきり高くはないです。

 

できるだけ価格を抑えてできるだけ良いシャフトがほしいという方にはとてもおすすめです。

 

最後にとにかくおすすめのシマノのオシア(ボーダレス)ランディングシャフトですが、

 

何がすごいって、とにかく軽く張りもあって最高に使いやすいです。

 

(2018年にモデルチェンジされ、「オシア」→「ボーダレス」になっています。)

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オシア

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ボーダレス

オシア→450が327g550が427g

ボーダレス→450が322g550が416g

軽い、張りがある、そして、伸ばした時の滑らかさが半端ないです。

 

初めて使った時はめちゃくちゃ感動しました。笑

 

Lのネットとも相性は抜群です。

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L+450

軽い、張りがある、滑らかととても使いやすいので、

 

予算が許すなら、ぜひ使っていただきたいシャフトNO.1です。

 

▼450

 

▼550

 

昌栄ブラックシープもおすすめ

390、460、570という、めずらしい長さのものがあるブラックシープもおすすめです。

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ボーダレスシャフト同様に張りがあってとても滑らかで、自分も以前使っていたのですが、

 

シマノのシャフトの軽さに慣れてしまうと重たく感じるので手放してしまいました。

 

とはいえ、大人気のシャフトで使い心地もとても素晴らしいです。

 

1万円以下で買えるシャフト

初心者にもおすすめな1万円以下で買えてしっかり使えるシャフトを、使ったことがあるもので2本紹介します。

 

・ダイワ ランディングポールⅡ

有名なダイワということもあって使っている人もとても多く、最初の1本でみなさんよく買われるようです。

 

4m(506g)、5m(587g)、6m(695g)とあり、少し重いですが、しっかりと使える1本です。

 

・メジャークラフト ソルパラランディングシャフト

個人的におすすめなのがメジャークラフトのソルパラランディングシャフトですが、4m(369g)、5m(520g)、6m(722g)とあり、そこそこ軽く張りもあって非常に使いやすいです。

 

色が目立つのが個人的には好きではないんですが(笑)、価格、使い勝手の面ではとてもおすすめできます。

 

ただどちらともそこそこいい値段するので、どうせならもう少しだして「LS-500S」を選ぶのが個人的にはおすすめです。

 

タモホルダー

 

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シャフトをライフジャケットの背中や、ウエストバッグなどに引っ掛けるためのものです。

 

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ライフジャケット背中のD管に

ホルダーを装備してライフジャケットの背面に掛けていれば、両手もあきますし、機動性も上がります。

 

タモホルダーはシャフトの径によってサイズが変わってきますが、シーバス用のシャフトなら「M」を使うことがほとんどです。

 

昌栄ではマグネット式のものもあります。

 

スパイラルコード

 

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ランディングツール落下防止のために、ライフジャケットにつないでおくとても大事なものです。

 

まぁ落とすことは滅多にありませんが、テトラでジャンプした拍子に落としてしまったということもよく聞きます。

 

海に落とせば高いランディングツール一式をなくすことになるので、つけておくことをおすすめします。

 

最後に

 

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ヒットした魚を確実にキャッチする大事な道具「ランディングツール」の紹介でした。

 

自分はとても大事な道具だと思っているので何セットか揃えていますが、まだ持ってない方はヒットした大事な魚をしっかりキャッチするためにもぜひ持ち歩くことをおすすめします。

 

セット一式を買うと結構な金額になりますが、予算と相談して良い物を揃えてみてくださいね!

 

 

▼シャフトはやはりシマノのボーダレスランディングシャフトがおすすめ

 

▼ネットは「昌栄のランディングフレームino+」

 

▼足場の高い防波堤メインなら「ino」

 

▼コスパの良いシャフトならメジャークラフト「LS-500S」

 

▼1万円以下のシャフトならソルパラ

 

▼タモホルダー

 

▼スパイラルコード

 

 

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