【最終更新日:2022.6】
ジープラングラーJLモデルは、「スポーツ」「アンリミテッドスポーツ」「アンリミテッドサハラ」「アンリミテッドルビコン」の4つのグレードに分かれています。
「アンリミテッド」=4ドアで、
自分は2019年式アンリミテッドサハラ3.6Lに乗っています。
今回は4種類の中でも、
ほとんどの人がどちらかで悩むアンリミテッド「スポーツ」と「サハラ」、
そして「ルビコン」の違いについて詳しく紹介します。
ルビコンの写真も追加しましたが、ルビコンは実際に見る機会が少なく、じっくりと見れていないので、書ききれていないところもあるかと思います。
JLモデルは2018年11月に発売され、途中で仕様変更等も行われていますので、それについても分かる限りで詳しく書いています。
違いもかなり細かくあり、とても長い記事になってしまいましたが、おそらくディーラーで聞くより詳しく書いてると思いますし、
かなり時間をかけて仕上げた記事なので、ぜひ全部見ていただければと思います・・・!
※この記事を作成するにあたり、違いや仕様変更は細かく調べましたが、100%完璧ではないかもしれません。書けていないことがあればまた追記していきます。
- 車両価格、排気量
- 車高の高さの違いなどスペック
- 燃費
- 外装:ボディーカラー
- オーバーフェンダーとルーフの色
- タイヤ、ホイール
- ライト類
- フューエルフィラーカバー
- エンブレム
- ステップとロックレール
- ショックアブソーバーの色
- 牽引フックの色
- 内装:シート
- 後部座席シート
- スピーカー
- モニターナビ
- シートヒーター、ヒーテッドステアリングホイール
- ステアリングハンドル
- シフトノブ、サイドブレーキ
- センターコンソール
- ナビ、ダッシュボード周りパネル類
- インテリアバー
- 照明バニティミラー付サンバイザー
- サイドカメラモニター
- ドア持ち手部分
- ETC
- センサー類
- 最後に
車両価格、排気量
まずは車両価格、そして排気量が違います。
現在の新車のラインナップですが、2022年モデルよりスポーツが注文できなくなり、サハラとルビコンのみになっております。
そして、3.6Lもなくなり、サハラ、ルビコンともに2.0Lターボのみになっています。
▼サハラ
サハラ2.0Lターボ、727万円。
▼ルビコン
ルビコン2.0Lターボ、767万円。
2022年モデルになる前はスポーツがあったり、排気量も3.6Lがありました。
その時の画像もせっかくなので残しておきます。
▼スポーツ
▼サハラ
▼ルビコン
価格から見てもわかるように、グレード順としては上からルビコン→サハラ→スポーツといった感じですが、
オンロードの乗り心地で考えるとサハラが1番良く、ルビコンはオフロードに特化した仕様となっています。
JLが発売された2018年11月~のモデルは、スポーツが2.0Lターボ、サハラとルビコンが3.6Lでしたが、
サハラ3.6Lの売れ行きがよかったらしく、「3.6Lの2019年年内分が完売したために、サハラに2.0Lターボをラインナップに追加する(納車は2019年夏以降)」と2019年3月20日に発表があり、
2019年11月14日にはスポーツが2.0Lターボから3.6Lに仕様変更との発表があり、
2020、2021モデルはスポーツ3.6L、サハラが3.6L/2.0Lターボ、ルビコンが3.6Lという並びで、
そして現在2022モデルはサハラとルビコンともに2.0Lターボというラインナップになっています。
スポーツの2.0Lターボは2018年11月~2019年11月の仕様変更前までの車両、そしてたまに発売される限定車のみになるので、かなり希少な存在となります。
そして2020年11月より、以前までオプションだったメンテナンスパック込みの価格となりましたが、
メンテナンスパック、保証等の話も別記事で書いています。
価格改定、仕様変更記録等
ラングラーJLは発売後何度も価格改定や仕様変更が行われており、
自分が買った当時の価格と比べても、現在価格とは約160万円の差があります。
発売後の価格改定や仕様変更については、簡単ではありますが別記事でもまとめていますので、合わせて読んでいただければと思います。
車高の高さの違いなどスペック
スポーツ、サハラ、ルビコンともに全長や全幅は同じですが、全高や車両重量が微妙に違います。
▼~2021
▼2022~
サハラ3.6Lと2.0Lの全高の違いはおそらくエンジン重量の違い、
そしてルビコンはスポーツ/サハラより車高が少しだけ高くなっています。
ルビコンは足回りも専用のものが装備されていたりするので、その影響もあってか重量もだいぶ違ってきますね。
燃費
カタログ燃費と実燃費
排気量が違うので、もちろん燃費も違います。
▼~2021
▼2022~
ラングラーのカタログ燃費を見た時に「ラングラーって意外と燃費いいんだな」と思いました。
自分が乗っているサハラ3.6L(純正時)だと、街乗り6.0km/L前後、信号の少ない道だと8~9.0km/L、高速道路だと12~13.0km/L辺りといった感じです。
タイヤを大きくすると一気に燃費は落ちちゃいますが、純正のままだと結構走ってくれますよね!
実燃費計測も載せていますので、よければ参考にしてください。最後にもリンク貼っておきます。
外装:ボディーカラー
現在の新車カラーラインナップ
▼2021年9月時点(せっかくなので残しておきます。)
2021年9月現在は全7色となっており、グレードによりカラーも多少変わってきます。
▼2022年6月
2022年6月には全4色になってしまいました。
5月にグラナイトクリスタルメタリックとスナッズベリーが生産終了と発表されています。
スポーツ
現在スポーツは新車で買えませんが、2021年9月時点でのカラー残しておきます。
スポーツで設定されているカラーは5色で、
発売当初は「ブラック」「ブライトホワイト」「グラナイトクリスタルメタリック」「ファイヤークラッカーレッド」の4色で、
「ヘラヤライエロー」は2019年11月14日の仕様変更発表で追加され、
現在(2021年9月時点)はこの5色で販売されています。
サハラ
サハラで設定されているカラーは6色で、
発売当初は「ブラック」「ブライトホワイト」「グラナイトクリスタルメタリック」「パンプキンメタリック」の4色、
2019年3月に「オーシャンブルーメタリック」が追加されるも、
2021年モデルでは「パンプキンメタリック」と「オーシャンブルーメタリック」が廃盤となり、「スナッズベリー」が追加され、
2022年5月に「グラナイトクリスタルメタリック」と「スナッズベリー」が生産終了と発表され、
現在では「ブラック」「ブライトホワイト」の2色で販売されています。
オーシャンブルーメタリックは販売期間がかなり短かったので、かなり希少なカラーかと思います。
ルビコン
ルビコンで設定されているカラーはこの5色+「パンプキンメタリック」で、
発売当初は「ブラック」「ブライトホワイト」「パンプキンメタリック」「スティンググレー」の4色、
2019年11月に「ヘラヤライエロー」が追加され、
2021年モデルからは「パンプキンメタリック」が廃盤となり、「ファイヤークラッカーレッド」が追加され、
現在は「ブラック」「ブライトホワイト」「スティンググレー」「ファイヤークラッカーレッド」の4色で販売されています。
「ヘラヤライエロー」が消えたタイミングを見失ってしまいましたが、2022モデルからでしょうか・・・。
限定車特別カラー
ここ最近でいうと「サージグリーン」や「ハイドロブルー」「チーフ」など、ベースモデルで設定のないカラーが販売されたり、スポーツで設定のないスティンググレーがスポーツの限定車で出たりというパターンもあります。
中古車を探したりしていると、そんな感じでラインナップにないカラーが見つかったりということもありますね。
オーバーフェンダーとルーフの色
サハラボディ同色、スポーツ/ルビコンブラック
では、外装や内装を見ていきます。
まずは、パッと見で1番違う部分は「オーバーフェンダーとルーフの色」です。
サハラはボディと同色、スポーツとルビコンはブラック(塗装なしの素地)になります。
ここが外観でパッと見でわかる1番の違いです。
並べてみるとこんな感じです。
スポーツ/ルビコンのブラックは塗装されていない艶なしの黒といった感じです。
めちゃくちゃかっこいいですよね!
自分はサハラに乗っているのでボディ同色ですが、見た目はスポーツ/ルビコンのブラックの方が好きです。
タイヤ、ホイール
サハラ18インチ、スポーツ/ルビコン17インチ
サハラは18インチ、スポーツ/ルビコンは17インチで、それぞれホイールのデザインも違います。
タイヤサイズと種類
サハラは「255/70R18」
スポーツは「245/75R17」
サハラ、スポーツともにブリジストンデューラーですが、サハラがH/Tタイヤ(ハイウェイテレーン)、スポーツがA/Tタイヤ(オールテレーン)になります。
オールテレーンタイヤはどうしてもゴツゴツ感を感じるので、乗り心地や静粛性はハイウェイテレーンタイヤを履いたサハラの方がいいですね。
ルビコンの純正タイヤはオフロード仕様ということで、BFグッドリッジのM/Tタイヤ(マッドテレーン)KM2「255/75R17」です。
車検対応タイヤサイズ
社外ホイールに変えた場合はオフセットにもよりますが、
純正車高純正ホイールのままタイヤだけ変えるなら、サハラだと「285/65R18」、スポーツ/ルビコンだと「285/70R17」が、純正フェンダーからはみ出すこともなく迫力も出るサイズになります。
スポーツ/ルビコンの17インチなら「285/70R17」より少し大きい「295/70R17」もおすすめです。
純正車高純正フェンダーなら、個人的にはこのサイズが1番のおすすめですかね。
タイヤはディーラーでも交換してもらえますが、厳しいディーラーだと少しのカスタムでも入れてもらえないところもあるので、購入前に確認しておいた方がよさそうです。
自分がラングラーを購入したディーラーは車検範囲内ならカスタムOKですが、お隣のディーラーは厳しくて、バンパー1つ交換するのもダメと言われました。
ちなみに自分は純正ホイールの時は、モンスタタイヤテレーングリッパー285/65R18を履かせていました。
ライト類
ヘッドライト
ライト類はサハラ/ルビコンがLED、スポーツはハロゲンになります。
→2021年モデルよりスポーツもLED化されました。
▼ルビコンはサハラと同じで、2021年モデルになるまでのスポーツはハロゲンです。
ヘッドライト部分の見た目も違い、スポーツのヘッドライト部分にはジープマークが隠れていたりします。
▼サハラのLEDヘッドライトは想像以上に明るくてかなり見やすいです。
写真なので少しわかりにくいかもしれませんが、真っ暗な道でも十分明るいので、普段ハイビームを使うことは滅多にありません。
2021年モデルのサハラとルビコンはオートハイビーム機能が搭載されています。
ウインカー、デイライト(ポジション)
デイライトとウインカーの位置が、サハラは上下、スポーツは左右になります。
ライト点灯すると、デイライト→ポジションになりますが、デイライトからポジションになる時、光量は少し暗めになります。
外側にあるオレンジレンズの部分はサイドマーカーです。
フォグ、フォグカバー
フォグカバーの色も違います。
サハラがシルバー、スポーツが黒になりますが、黒の方が引き締まって見えてかっこいいですよね。
そんなわけで、自分はカーボン柄のフォグカバーをつけましたが、現在はマットブラックに塗装しています。
ルビコンのフォグカバーはダークグレーです。
ルビコンはヘッドライトとグリルにもダークグレーベゼルがついています。
ベースモデルで元からベゼルがついているのはルビコンのみです。
▼フォグライト
サハラのLEDはやはりかっこいいです。
自分がサハラを選んだ1番の決め手はここにあるかもしれません。
もちろんスポーツも全てLEDにカスタムすることは可能です。
テールライト
テールライトの形状もかなり違うので、後ろ姿で見分ける場合テールライトを見ればよくわかります。
サハラはテールライト類も全てLEDで、バックランプまでLEDなのですが、なぜかナンバー灯だけLEDではありません。
▼もちろんナンバー灯はLEDに交換しました。
▼サハラのライト類の動画撮ってみました。
スポーツ2021モデル
スポーツも2021モデルから、サハラ/ルビコンと同じLED仕様になりました。
今までは夜でも遠目からライトを見てスポーツかサハラどっちか判別できてたものの、今回の仕様変更で夜だとどっちかわかりにくくなりましたね。
ライト類がLEDだからサハラにしたって人はかなり多いと思いますが、今回の仕様変更でスポーツの注文の割合がかなり増えたそうです。
フューエルフィラーカバー
サハラ/ルビコンには給油口にカバーがついてますが、スポーツにはありません。
ちなみにこのカバーは手であけることができますが、給油キャップはスマートキーで開けれる鍵付きになっているので、キャップが開けられる心配はまぁありません。
カバーは、純正オプションでつけることも可能です(サハラ/ルビコン純正とは違う物)。
純正オプションは高いので、社外品もおすすめですね。
エンブレム
サハラにはサイド部分「Jeep」エンブレムの上に「SAHARA」のエンブレムが入っていますが、スポーツは「Jeep」エンブレムの下にシールが貼られているのみです。
▼サハラとスポーツの限定車は、マットブラックの「Jeep」エンブレムと「WRANGLER UNLIMITED」のシールのみとなっています。
個人的に「SAHARA」エンブレムはあまり好きではないので、外してしまいました。
ルビコンのエンブレムは、ダークグレーの「Jeep」で、赤いフチとなっています。
そしてなんといってもルビコンといえば、オーバーフェンダー上のデカールですね。
ルビコンのみ貼られているもので、めちゃくちゃかっこいいです。
ステップとロックレール
ステップメインで撮った写真がないのでちょっと見にくいのですが(また撮っておきます)、
スポーツとサハラには乗り降りの時に足を置けるステップがついていて、ルビコンはボディを守るロックレールになっているので足を置けるところがありません。
このロックレールがすっきりしててとにかくかっこいいのですが、やはりファミリー向けだと不便です。
純正オプションでもステップはありますし、社外品でも結構いろいろとあります。
ショックアブソーバーの色
スポーツ/サハラは黒、ルビコンは赤
ルビコンは足回りにルビコン専用のものが装備されていて、後ろから見た時にショックの色が違うのがよく見えます。
実際のルビコンで写真を撮れていないので、ルビコン純正ショックをつけている自分の車のビフォーアフター写真ですが。
個人的には赤の方が好みですが、スペックも違うので乗り心地もだいぶ変わりました。
そんなことはこちらにも書いています。
牽引フックの色
リアの牽引フックが、後ろから目に見えるようについていますが、ここもショックの色と同じくスポーツとサハラが黒、ルビコンが赤になります。
ちょっと見にくいですが、子どもが右足かけてのぼろうとしているところです。
ルビコンの赤は何かとかっこいいですね。
外装の違いはこれぐらいです(だと思います・・・笑)。
では、内装を見ていきます。
内装:シート
サハラ/ルビコンレザー、スポーツ布製バケットシート
内装で1番最初に見えるところがシートの違いです。
ルビコンは赤いステッチ入りのレザー、そして「RUBICON」の刺しゅう入りです。
現在、シートは基本的にどのグレードもブラックです。
▼2019年6月のカタログ
ですが、
2019年6月時点では、ボディがホワイトに限りシートが「ブラック/ヘリテージタン」選択可となっていたり、
サハラローンチエディション(初期型)もボディがホワイトに限りヘリテージタンだったと思います。
ちなみにラングラーを購入したディーラーの試乗車は、サハラのパンプキンメタリックにヘリテージタンレザーシートという、おそらくこのパターンはこの車両しかないというかなりレアなものでした。
中古車を探す際には、現在のカタログに載っていないパターンや、数台しかないレアなパターンが見つかる可能性もあります。
後部座席シート
アームレスト
サハラスポーツルビコンともに「60:40分割可倒式シート」となっており、サハラとルビコンには「カップホルダー付センターアームレスト」が搭載されています。
▼代わりにスポーツは足元にドリンクホルダーがついています。
サハラ(ルビコンも)の足元は醤油の受け皿みたいになっていますが、はっきり言って使い道がよくわかりません。笑
後付けドリンクホルダーも販売されているのですが、
サハラにこれを付けると後部座席を倒した時にアームレストが干渉して完全にフラットにならないそうです。
ルビコン専用モジュラーシートバッグJeepユーティリティグリッドシステム
ルビコンはバッグが装着できるように、運転席助手席の後方部がこのようなシステムになっています。
USBポート、コンセント
センターコンソール部分、サハラ/ルビコンにはUSB、USB-Cポートが装備されているので、充電できたり、後部座席からアップルカープレイにつなぐこともできます。
115Vアクセサリー電源も装備されています。
センターコンソール内にもUSBポートはあるので、スポーツの場合後部座席ではそちらから充電することが可能です。
シート後ろのカバー
サハラ、スポーツ、ルビコンともに後部座席を倒してフラットにすることもできますが(少し傾斜あり)、倒した時にも少し違いがあります。
(ルビコンはサハラと同じです。)
後部座席とトランクスペースの間に、サハラにはカバー的なものがついていて隙間が塞がれるようになっていますが、スポーツにはカバーがないので隙間ができてしまいます。
カバーがあるサハラでは結構傾斜ができたり段差もできてしまうので、少し使いづらかったりもします。
→寝転んでみましたが、普通に快適でした。笑
スピーカー
アルパイン製サブウーハー
サハラ/ルビコンはスピーカーが9基、スポーツは8基となっていますが、サハラ/ルビコンにはアルパイン製サブウーハーがトランクに搭載されています。
スポーツはサブウーハーがない分、トランクが少し広くなっています。
モニターナビ
大きさ
少し見にくいのですが、ナビ周り、エアコンダクト周りのカラーも違い、スポーツはパネルですが、サハラは革になっていて高級感のある仕様になっています。
ルビコンもサハラと同じく8.4インチです。
ナビモニター機能面
スポーツにはナビや地デジがついていなかったりと機能面も違います(走行中はテレビ映りません)。
スポーツは純正ナビ機能は搭載されていませんが、アップルカープレイやアンドロイドオートには対応しているので、スマホにつなぎヤフーカーナビ等を使うことができます。
純正ナビが個人的には見にくく感じていますので、自分はいつもヤフーカーナビを使っています。
シートヒーター、ヒーテッドステアリングホイール
ナビ下スイッチの違い
サハラ/ルビコンにはスポーツにはないシートヒーターとステアリングハンドルヒーターが搭載されているので、ナビ下のスイッチ部分が違います。
シートヒーターは3段階に調節できるのでかなり便利ですが、3にしておくとかなり暖かくすぐに眠気が襲ってきます・・・笑。
ハンドルも寒い日はかなり冷えるので、ステアリングヒーターはかなりありがたい機能ですが、もう少しだけ温度下げてくれないかな?と思うほど熱くなります・・・笑。
冬はエンジンをつけると同時にヒーターONにして、熱くなったら消すようにしています。
スイッチ類の下部分にルビコンのみの機能があります。
前後デフロックなど、オフロードにより特化した仕様になっています。
ステアリングハンドル
デザイン、色の違い
ハンドルはサハラ、スポーツ、ルビコンともに革巻きですが、
スイッチ類周りのフレームとステッチのカラーがサハラはシルバー、スポーツはブラック、ルビコンはシルバーフレームに赤いステッチになります。
アダプティブクルーズコントロール
▼スポーツ2018~2019年モデルには、クルーズコントロールはついていますが、アダプティブ(追従型)クルーズコントロールが搭載されておらず、
サハラの初期型ローンチエディションにも搭載されていません。
2019年11月中旬に仕様の見直しが行われ、そこでスポーツにもアダプティブクルーズコントロールが搭載されると発表があったので、スポーツに搭載されているとすればそれ以降の車両になります。
ローンチエディション以降のサハラ、ルビコンには搭載されています。
シフトノブ、サイドブレーキ
サハラ/ルビコンはシフトノブやサイドブレーキが革巻きになっています。
ステッチのカラーもそれぞれ違いがありますね。
サイドブレーキのレバーも違います。
やはり革巻きのサハラとルビコンはとても高級感がある印象です。
センターコンソール
サハラとルビコンはシートと同じくステッチ入りになります。
ナビ、ダッシュボード周りパネル類
ナビ周り
パネルの質感、デザイン、カラーが違い、スポーツとサハラではサハラが革メインで高級感があります。
ルビコンはスポーツと同じパネルで、赤パネルになっています。
ココだけ見ればサハラの方が高級感はありますが、ルビコンは独特の仕様でとてもかっこいいです。
ダッシュボード上
インテリアバー
助手席前にあるバーで、オフロードなどで助手席の人がつかむためのものです。
サハラはここも革巻きになっていて、かなり高級感があります。
このバー、普段は全くと言っていいほど使うことがないので、小物入れにしています。
照明バニティミラー付サンバイザー
運転席、助手席にあるサンバイザーにはミラーがついていますが、サハラはミラー横に照明がついています。
ルビコンはサハラと同じです。
サイドカメラモニター
助手席側ドアミラーにサイドカメラがついているのですが、スポーツは助手席ドアにモニターがありこのモニターにサイドカメラ映像が映し出されます。
▼サハラ/ルビコンは助手席パネルにモニターはなく、ナビモニターに映し出されます。
オーバーフェンダーの影響で距離感がなかなかつかめないので、そんな時に非常に助かります。
▼ちなみにフロントカメラもあり、こちらのボタンで切り替えることができます。
ドア持ち手部分
ここもサハラとルビコンの方が高級感のあるデザインとなっていますが、ステッチがあるだけでかなり印象が変わりますね。
ETC
サハラ/ルビコンは標準装備
サハラ/ルビコンにはETCが標準装備されていますが、スポーツにはついていないのでオプションでつける必要があります。
センサー類
最後にセンサー類です。
左から2ドアスポーツ、スポーツ、サハラ、ルビコンです。
スポーツは発売以降、フロントセンサーと、ブラインドスポットモニター、リアクロスパスディテクションが搭載されていませんでしたが、
▼2021
2021年モデルからは搭載され、安全装備がサハラ/ルビコンと同じになりました。
ブラインドスポットモニター
サハラ/ルビコン、2021モデルのスポーツに搭載されています。
▲実際もっとわかりやすく光ります。
死角に車がいるとドアミラー上部が▲オレンジに光り、光ってる時にウインカーをだすと警告音が鳴ります。
バンパーのセンサー
サハラ/ルビコンと2021スポーツはフロントリア、それ以前のスポーツはリアのみになります。
前面衝突警報
発売以降のスポーツとサハラ初期型ローンチエディションには搭載されていません。
ルビコンは初期型から、サハラはローンチエディション以降、スポーツは2019年11月の仕様変更以降搭載されました。
この前面衝突警報ですが、誤作動というか、立体駐車場や高架下などでよく反応して警報がなり、自分は立体駐車場で自動ブレーキがかかったこともあります。
何度かのリコールなどでよくなってきてはいますが、アップデートで警報やブレーキがずっとオフにできるようになり、常時オフにしています。
最後に
細かいところまで見るとかなり違いがありますよね。
違いを探してこれだけ書いてみましたが、まだおそらく書ききれていない部分もあるかと思いますし、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。
その辺はぜひディーラーに足を運んでもらって実車を見ていただければと思います。
この記事がラングラー購入検討中の方の参考になれば幸いです。
▼どのグレードを選ぶのがいいのか的なことも書いてみました。
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