2020.5.30(土)【最終更新日:2021.4.14】
ラングラーのラゲッジスペースを使いやすくするために、2段になるように棚を作ってみました。
高さのあるものやキャンプ用具をいっぱい積んだりするには不向きかもしれませんが、
自分としては釣り具などの荷物を載せやすくなったり、日常はもちろん旅行に行くときにも便利になりましたし、
強度もあるので子どもも寝転ぶことができたり、「ファミリーカー」としてもすごく便利になりました。
仕切りもほぼ真ん中の高さにくるのでとても使いやすいです。
車中泊する時には荷物の置き場に困っていましたが、棚に荷物を置くことによって広々と寝れるのでだいぶ快適になりました。
ラングラー専用のラゲッジラックもありますが、なんせ高いですし、今回作ったものは取り外しもすぐできたり使い勝手も抜群で、
製作費も1万円かからないのでコスパも最強です。
使ったものや作り方も書いておくので、よければ参考にしていただければと思います。
2段ラックを作った理由、使い方
1番は釣りに行くときにロッドを置くスペースがほしかったということですが、
普段荷物を上下に分けて積んだり、リアシートを倒して車中泊するときなんかに荷物置きにして広々と寝れるように、
などとにかく効率よく荷物を載せれるようにというのが理由です。
自分の釣りのスタイルが「家族を実家に届けてそこから釣りに行く」なのですが、
ラングラーに乗り出してから、ロッドの置き場所に困っていました。
ロッドも数本積みたいのですが、これじゃ複数本積めませんし、いつか折れそうな・・・汗。
ロールバーにロッドホルダーを固定するなども考えましたが、そこまで室内の高さがないので邪魔になるのと、子どもたちが立ってバキッってなるのが想像できるのでできませんでした。
ただ釣りにいくだけならロッドはこのように置けるのですが、
ずっと乗ってきたアルファードは2段にして使っていたので、なにかと2段にしたかったというのもあります。笑
製作後はロッドもこのように置けて、釣りに行くのもかなり便利になりました。
さすがに荷物をパンパンに載せるとロッドの置き場所はありませんが、
こうなればロールバーの上に3ピースロッドをくくりつけることで解決しました。笑
専用品との比較
ネットを見てると2段になるラックも何点かあります。
▼人気のファブテック
最初は専用品も考えたのですが、かっこいいけど値段もめちゃくちゃ高い。
そして、2段目の位置がちょっと高すぎる、子どもが乗れない、取り外しには工具がいる・・・
というわけで自分の使い方として不便かと思い自作しました。
作り方
ラックはイレクターパイプとコンクリートパネル(コンパネ)で作りましたが、その他使ったものも説明しながら一緒に書いていきます。
足場となるイレクターパイプは2mを3本使いました。
イレクターパイプはホームセンターにも売ってますが、売っていないところも結構あります。
パイプのカットはパイプカッターを使います。
自分が使っているのはダイソーで確か300円ほどで買ったものですが、高いものを買わなくてもこれで十分です。
ただ置いていないところも多くて、ダイソーに電話しまくりました。笑
足場
この状態で板を乗せて子どもたち2人が乗っても問題ないですが、やたら喜んで乗るようになったので、さらに強度を持たすために真ん中に縦1本追加して、縦3本にしています。
縦パイプの接続には「J-59C」を使います。
縦パイプは3本なので「J-59C」は6つ使っています。
縦パイプと「J-59C」は接着液で固定した方がいいのですが、作った当初長さを変える可能性もあったためまだ固定はしていません。
ちなみに固定していない状態で子ども2人(計約45kg)が乗っても全然大丈夫なので、固定せずそのまま使っています。
「J-59C」と横パイプは、取り外しすることも考えて接着はしていないので左右に自由に動かせますが、基本端っこ2本、真ん中1本固定です。
▼接着する場合は、イレクターパイプ接着液で
パイプの長さ
・54cm×3本
・154cm×1本
・151cm×1本
後ろ側は151cm以上長くすると出し入れしにくくなります。
前側の154cmはあと1cm長くてもいいかもしれません。
子どもたちが乗ることを考えて横パイプは少しでも長くしようと後ろ側は151cmにしましたが、パイプは150cmでも売ってあるので何十キロの荷物を載せないのなら150cmでもいけるかと思います。
縦パイプは54cmにしましたが、まぁ好みで50cmにしても大丈夫でしょうし、実車で寸法合わせながらやってみてください。
パイプの固定方法、固定位置
パイプの固定には「J-46」を使います。
「J-46」は4つ使います。
両面テープがしっかりつくように、脱脂シートでしっかり脱脂してから両面テープで貼り付けます。
(黒で見にくいですが・・・)
横パイプ縦パイプ全部つけて仮合わせしてマスキングテープなんかでマークしておくとやりやすいです。
▼左後ろ
▼右後ろ
▼左前
▼右前
前側あと1cm長くてもよかったかな。
シートとの隙間は数cmあけてます。
コンパネのサイズ、貼ったもの
コンパネの分厚さは12mmで、1800×900×12mmならおそらくほとんどのホームセンターに置いてると思います。
購入したホームセンターで109cm×66cmにカットしてもらいました。
コンパネには少しクッション性を持たすために厚さ1cmほどの銀マットを貼ってから、薄いカーペットを貼りました(両方ホームセンターにて購入)。
薄く仕上げたいために最初カーペットのみにしようかと思ったのですが、子どもも乗るし少しクッションの効く銀マットも貼ってて正解でした。
アルファードの時は車中泊仕様だったので、銀マット、クッション、革シートと貼りましたが、車中泊ベッドを作るならクッションを入れた方がおすすめですね。
アルファードの時は黒革でしたが、やっぱり夏場は熱く冬場は冷たくなり、特に夏はべたついたりもするのでカーペットにしてみましたが、べたついたりも一切ないのでカーペットにして正解でした。
さて、これらを貼っていくのですが、スプレーのりが必須です!1本でいけました。
スプレーのりは別に使わなくてもいいですが、これを使うことによってムラなくしっかり貼りついて仕上がりがめちゃくちゃキレイになるので、
ぜっっっっっったいに使った方がいいです(ホームセンターにも置いてますが、ないところもあります)。
コンパネの塗装されていない面にスプレーのりで銀マットを貼っていきますが、
一気にやると乾いてしまうので数十センチずつスプレーをして貼っていきました。
貼れたら軽く上に乗ってしっかり貼りつくようにしますが、さすがスプレーのり!乗らなくてもしっかり貼りついてました。
貼れたらカッターでカットします。
さて、次にカーペットを貼ります。
カーペットももちろんスプレーのりを使いながら貼っていきました。
しっかり貼れたら裏面はタッカーでパチッととめます。
裏面端っこ部分1周しっかりとめます。
カーペットのいらない部分は切っちゃってOKですが、僕はそのまま・・・(性格がでますねw)。
というわけで、最後は板を乗せて完成です!!
▼インスタグラムのフォロワーさんからこの記事参考にして作りましたと報告いただきました。
ん?!裏面まできっちり仕上げてあって、黒でめちゃくちゃかっこいい・・・!!
裏面もきれいに仕上げるとやはり見た目も良いですね!笑
嫁さんにこれ見せたら「黒にして裏もしっかり作り直せ」と言われたので、いつか黒できれいに作り直したいと思います・・・笑。
▼僕の車を実際に見た友人も作ってくれました。
この投稿をInstagramで見る
カーペットではなくビニール系の黒いシートを巻いたみたいです。見た目がいかつい!
でもどうしてもかっこいいシートカバーに目がいってしまいます・・・笑。
完成図
使用感も最高
▼とりあえず乗せてみると
板はあと数cm長くしても大丈夫そうです。
(裏の見た目は気にしない・・・!)
2段になる位置がだいたい真ん中なのでとても使いやすくて、理想的な荷室になりました。
板は乗せただけでも全然ずれたりはしませんが、板も完全に固定するなら「J-46」をコンパネの裏に貼ってパイプに固定するとより安定します。
パイプを固定しているだけなので、取り外しもすぐ!
大きい荷物を載せる時にもすぐ外せるのでホント便利です。
日常はもちろんのこと、旅行なんかでも大活躍!
めちゃくちゃ簡単なので、気になった方はぜひ作ってみてください(^^
最後に使ったものまとめ
これを作ってからだいぶ快適になりましたし、良い物ができたなと思っています。
最後に使ったものまとめておきます。
▼イレクターパイプ
154cm×1、151cm×1、54cm×3
▼「J-59C」×6
▼「J-46」×4
▼パイプカッター
▼脱脂シート
▼両面テープ
▼コンパネ 109cm×66cm
▼銀マット
▼カーペット
今回はホームセンターで買いましたが、ネットだとRESTAさんをよく利用します。
▼スプレーのり
▼タッカー
何かあればコメントやSNSのDMなんかで気軽に聞いてください(^^
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