2020.6
ラングラーのラゲッジスペースを使いやすくするために、2段になるように棚を作ってみました。
高さのあるものやキャンプ用具をいっぱい積んだりするには不向きかもしれませんが、自分としては釣り具などの荷物を載せやすくなったり、強度もあるので子どもも寝転ぶことができたり、間違いなく便利になりました。




車中泊する時も荷物の置き場に困っていましたが、棚に置くことによって広々と寝れるのでだいぶ快適になりました。
ラングラー専用のラゲッジラックもありますが、なんせ高いですし、今回作ったものは取り外しもすぐできたり使い勝手も抜群で、
製作費も1万円かからないのでコスパも最強です。
使ったものや作り方も書いておくので、よければ参考にしていただければと思います。
2段ラックを作った理由、使い方
1番は釣りの荷物を積むためですが、普段荷物を積むのもなにかと便利だったり、リアシートを倒して車中泊するときにも荷物置きにして広々と寝れるように、などとにかく効率よく荷物を載せれるようにというのが理由です。
ラングラーに乗り出してから、ロッドの置き場所に困っていて、特に家族の荷物も積んで釣り具も積んでとなると、荷物の上にロッドを置いたりしていました。
ロッドも数本積みたいのですが、これじゃ複数本積めません。
ロールバーにロッドホルダーを固定するなども考えましたが、子どもたちが立ってバキッってなるのが想像できるのでできませんでした。
釣りにいくだけならロッドはこのように置けるのですが、
前乗っていたアルファードも2段にして使っていたので、なにかと2段にしたかったというのもあります。笑
製作後はロッドもこのように置けて、釣りに行くのもかなり便利になりました。
さすがに荷物をパンパンに載せるとロッドの置き場所はありませんが・・・
ロールバーの上にくくりつけることで解決しましたw(3ピース限定)
専用品との比較
ネットを見てると2段になるラックも何点かあります。
最初は専用品も考えたのですが、かっこいいけど値段もめちゃくちゃ高いですし、2段目の位置も結構高くて、自分の使い方としては少し不便かなと思いました。
専用品なだけあって見た目もすごくかっこいいんですけどね・・・!
作り方
ラックはイレクターパイプとコンクリートパネル(コンパネ)で作りましたが、その他使ったものも説明しながら一緒に書いていきます。
足場となるイレクターパイプは2mを3本使いました。
イレクターパイプはホームセンターにありますが、ないところも結構あります。
パイプのカットはパイプカッターを使います。
自分が使っているのはダイソーで確か300円ほどで買ったものですが、高いものを買わなくてもこれで十分です。
足場はこんな感じ


この状態で板を乗せて子どもたち2人が乗っても問題ないですが、やたら喜んで乗るようになったので、さらに強度を持たすために真ん中に縦1本追加しました(また写真追加します)。
縦パイプの接続には「J-59C」を使います。
縦パイプ3本なので「J-59C」は6つ使っています。
縦パイプと「J-59C」は接着液で固定した方がいいのですが、作った当初長さを変える可能性もあったためまだ固定はしていません。
ちなみに固定していない状態で子どもが乗っても全然大丈夫なので、固定せずそのまま使っています(長さはきっちり合わせています)。
「J-59C」と横パイプは、取り外しすることも考えて接着はしていないので左右に自由に動かせますが、基本端っこ固定です。
▼イレクターパイプ接着液
パイプの長さ
後ろ側はこれ以上長くすると出し入れしにくくなります。
・54cm×3本
・154cm×1本
・151cm×1本
子どもたちが乗ることを考えて横パイプは少しでも長くしようと151cmにしましたが、パイプは150cmでも売ってあるので何十キロの荷物を載せないのなら150cmでも十分いけるかと思います。
縦パイプも54cmにしましたが、50cmにしてもいけると思うので実車で寸法合わせながらやってみてください。
パイプの固定方法、固定位置
パイプの固定には「J-46」を使います。
「J-46」は4つ使います。
両面テープがしっかりつくように、脱脂シートでしっかり脱脂して両面テープで貼り付けます。


横パイプ縦パイプ全部つけて仮合わせしてマスキングなんかでマークしておくとやりやすいです。
▼左後ろ
▼右後ろ
▼左前
▼右前
シートとの隙間は数cmあけてます。
コンパネのサイズ、貼ったもの
コンパネは12mmで、1800×900×12mmならおそらくほとんどのホームセンターに置いてると思います。
購入したホームセンターで109cm×66cmにカットしてもらいました。
コンパネには少しクッション性を持たすために厚さ1cmほどの銀マットを貼ってから、薄いカーペットを貼りました(両方ホームセンターにて購入)。
薄く仕上げたいために最初カーペットのみにしようかと思ったのですが、子どもも乗るし少しクッションの効く銀マットも貼ってて正解でした。
アルファードの時は車中泊仕様だったので、銀マット、クッション、革シートと貼りましたが、車中泊ベッドを作るならクッションを入れた方がおすすめですね。
今回革じゃなくてカーペットにしたのは、黒革だとやっぱり夏場は熱く冬場は冷たくなり、べたついたりもするのでカーペットにしてみました。
これらを貼っていくのですが、スプレーのりが必須です!1本でいけました。
スプレーのりは別に使わなくてもいいですが、これを使うことによってしっかり貼りつくので仕上がりがめちゃくちゃキレイになります。僕は必ず使います(ホームセンターにも置いてます)。
▼塗装されていない面に貼っていきます。
乾いてしまうので数十センチずつ貼っていきました。
貼れたら軽く上に乗ってしっかり貼りつくようにしますが、乗らなくてもしっかり貼りついてました。
貼れたらカッターでカットします。
さて、次にカーペットを貼ります。
カーペットももちろんスプレーのりを使いながら貼っていきました。
しっかり貼れたら裏面はタッカーでパチッととめます。
裏面端っこ部分1周しっかりとめます。
カーペットいらない部分は切っちゃってOKですが、僕はそのまま・・・。
▼インスタグラムのフォロワーさんからこの記事参考にして作りましたと報告いただいたのですが、




黒色がめちゃくちゃかっこよくて、なんせ裏面の仕上がりが超キレイ・・・!
裏面もきれいに仕上げるとやはり見た目も良いです。笑
(雑な性格がバレます・・・笑)
さて、これで上に乗せる板も完成です。
完成図
▼とりあえず乗せてみると
板あと数cm長くしても大丈夫です。
(裏の見た目は気にしない・・・!)
2段になる位置もちょうどよくて理想的な荷室になりました。
板は乗せただけでも全然ずれたりはしませんが、板も完全に固定するなら「J-46」をコンパネの裏に貼ってパイプに固定するとより安定します。
最後に 使ったものまとめ


これを作ってからだいぶ快適になりましたし、良い物ができたなと思っています。
高さの空間的にもちょうど真ん中ぐらいで仕切られているので、かなり使いやすいです。
最後に使ったものまとめておきます。
▼イレクターパイプ
154cm×1、151cm×1、54cm×3
▼「J-59C」×6
▼「J-46」×4
▼パイプカッター
▼脱脂シート
▼両面テープ
▼コンパネ 109cm×66cm
▼銀マット
▼カーペット
今回はホームセンターで買いましたが、ネットだとRESTAさんをよく利用します。
▼スプレーのり
▼タッカー
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