2023.6
前回、ステアリングダンパーを純正の位置で装着しましたが、
元々、トラックバー(ラテラルロッド)スタッドボルトを使い、タイロッドに固定するつもりだったので、今回は位置変更編です。
前回同様ビルシュタインのステアリングダンパー、そしてトラックバー部分で固定するために購入したシナジーのステアリングスタビライザーリロケーションキットを使って装着していきます。
ラテラルのボルトを使いタイロッドに固定する方法
前回のように純正の位置につけるのならブラケットさえあれば装着可能ですが、
今回装着する方法だと、
ブラケット(クランプ)、そしてトラックバー(ラテラルロッド)部分に一緒に固定するスタッドボルトが必要になってきます。
ブラケットもボルトもいろいろ種類があるのですが、今回使用するのはおそらく使用率が1番高いシナジーのものです。
▲購入レビューということで、写真など載せています。
さて、では取り付けしていきます。
まずはラテラルロッドを固定しているボルトを外していきます。
純正ボルトは21mmです。
最初はメガネレンチで緩めますが、ボルトがなかなか長いのでラチェット類があった方が間違いなく楽です。
自分はメガネレンチで緩めて、ラチェットかインパクトでちゃちゃっと抜いちゃいます。
斜めなのでわかりにくいですが、シナジーのボルトの方が少し長くなっています。
さて、純正のボルトを抜いたら、シナジーのボルトを入れます。
では、ブラケットとステダンをつけていきます。
ステダンの向きですが、自分はケースが車体中央になるように取り付けました。
その理由として、スタッドボルトにつける時に、
ラテラルロッドとの干渉を考えて(全然干渉大丈夫なんですが)、少しでもラテラルロッドから離そうとワッシャーを入れた時にボルトの締めシロがあまりなかったので、この方向にしました。
でもあとから気付いたんですが・・・
純正のボルトより長いので、ワッシャー入れるならここに入れるべきでした。
そのために長くしてあるのかな・・・
ステダンを同じようにつけてる方の車を見ても、方向はバラバラだし、好みって言ってる人もいるし、あとはやっぱり干渉があるのでって人が多いので、やはり干渉メインで考えるのが1番なのかな。
特にオフロード行く人はこの辺めちゃくちゃシビアにやってますね。
ちなみにワッシャーはM12だと入らないものもあったので、W1/2のものを使っています。
さてさて、ステダンですが、
伸びた状態で長さを計測して、ストロークする部分の中心点を出して、その中心点でブラケットを固定します(日本語難しい・・・)。
子どもがタイラップで遊んでたので、ついでにと思い、タイラップをいくつかつなげて固定しましたw
ブラケットの位置決めをする時は、ハンドルは真っすぐに。
見た目ダサいですけど、ズレた時わかるようにマスキング貼ってますw
干渉チェック
固定できたら、ハンドルを切って干渉チェックしていきます。
これは1人だとなかなか大変なので、「左回してー!もうちょっとー!!」子どもに手伝ってもらいました。
なかなかのスレスレ具合。
こんな感じで平坦なところでハンドル切るだけの干渉チェックしましたが、全く問題ありませんでした。
ラテラルロッドが違ったり、平坦ではなく片足上げた状態だったり、状況が変われば動きも変わってくるので、この辺は現場合わせという感じですかね。
結局ここは少しでも高さ出すためにワッシャー3枚、
ここは2枚にしました。
角度はちょっとわかりにくいけど、こんな感じです。
装着後写真
装着後の写真いくつか貼っておきます。
▼ビフォー/アフター
位置を変えるだけで、足元がだいぶスッキリしましたね。
足回りの状況なんかで干渉が出てきたりということもありますが、見た目だいぶすっきりするので、個人的にはやはりこの位置の方がおすすめですね。
ステダン装着後の使用感
こちらの記事でも書いたので全く同じになりますが、
ビルシュタインのステダン装着後の使用感書いておきます。
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▼交換後だいたい500kmぐらい走ってからの感想です。あくまでビルシュタインのステダンをつけた感想です。
肝心の乗り味ですが・・・友人たちには「またお得意の激変か!」って言われるんですが、
まぁ「激変」ですねw
てか激変してもらわないと困るw
自分は普段ラングラーばっかり乗ってるんですが、ステダンつけた直後のハンドリングは、極太タイヤ履いたスポーツカーみたいな感じでした。
何が言いたいかっていうと、とりあえずどっしりしました。
良いように言うとどっしり、ちょっと?悪いように言うと重いです。
交換後改めて思ったのですが、純正ステアリングダンパーのフィーリングが結構好きだったみたいで、ちょっと遊びのある感じが結構よかったんでしょうね。
交差点曲がった直後なんかは重くて戻ってこないので少しストレスでしたが、結構走って馴染んだのと自分も慣れたのとで、まぁそこまで重く感じることもなくなりました。
自分は普段2Hで走ってますが、ステダンつけてない人にステダンどんな感じー?って言われたら、4Hで走ってる感じかな~と答えますかね。
4Hのフィーリングはかなり好きでたまに4Hで走ったりしてましたが、ステダン交換後はちょっとどっしりしたからか、どこか4Hで走ってる感覚があって、4Hに入れることが少なくなりました。
ハンドルの遊びもなくなったので、バタつきが減って、気のせいかもしれませんが、乗り心地もよくなった気がします。
さて、ステダンを変えるきっかけとなったジャダー現象事件ですが、交換後例の道をすぐに通りました。
▼ここね
この道だけなんですよね、ジャダー出るの。なんせ轍がすごいんです。
交換後嫁さんも一緒に乗って通りましたが、いやーびっくり、びくともしませんw
嫁さんも運転してみて「全然大丈夫」との感想でした。
あんなけ段差にとられていたハンドルがびくともせず・・・あまりよろしくないですがw指1本でハンドル押さえてるだけでも全然大丈夫でした。
37インチに変えて段差にとられることが多かったですが、そんなことがホントになくなったので、運転しててもとにかく楽ですし、
高速道路も走ってみましたが、どっしり感があって走りやすくなりました。
インスタに載せてから「ステダンって交換した方がいいの?」と聞かれることが多くなりましたが、まぁハンドリングが明らかに変わるので、そこを変えたいなら交換した方がいいでしょうし、自分は純正のフィーリングも好きだったので、まぁやっぱり好みですよね。
見た目もありますし、メーカーによってフィーリングも変わると思うので、そこはつけてからのお楽しみですしw
まぁ今回はジャダー現象が出たので、変えてみましたが、交換してよかったと思います。
あ、ちなみにさっきどこか4Hで走ってる感覚があって、4Hに入れることが減ったと書きましたが、
やっぱり交換後も4Hで走るフィーリングは1番好きですw
交換後の4Hはさらに良くなりました!
とは言え、4Hに入れることが減ったので、やっぱりどっしり感が出て、どこか4Hで走ってる感覚があるということが収穫ですw
最後に
というわけで、純正の位置からラテラルのボルトとタイロッドを使って固定する方法に変えてみましたが、
見た目が断然すっきりするので、個人的にはこっちのがお気に入りです。
今回はシナジーのリロケーションキットを使ってみましたが、
試しにFOXのスタッドボルトも買ってみたので、
次回!シナジーのスタッドボルトからFOXのスタッドボルトに変えてみた編書きます。
書きました!
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