2019年1月から予告されていた、α9,α7RⅢ,α7Ⅲのアップデート。
α6400で一足先にリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングを体験することができましたが、α7Ⅲは残念ながらα9やα6400に搭載されているリアルタイムトラッキングや操作性の強化などは搭載されませんでした。
それでもアップデート後の「Ver.3.00」ではリアルタイム瞳AFや動物瞳AF、インターバル撮影などが追加されました。アップデートによるメニュー画面の変更点や設定方法などまとめておきたいと思います。
アップデート内容
①リアルタイム瞳AFの動物対応
②リアルタイム瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンに対応
③インターバル撮影機能の追加
④ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTに対応
⑤操作性改善
⑥その他の動作安定性向上
(SONY HPから引用)
①リアルタイム瞳AFの動物対応
自分的にも1番嬉しい点「リアルタイム瞳AF」
メニュー表示も変更されています。
画像では顔検出枠表示「切」になっていますが、実際は「入」にしています。
動物瞳AFを使用するには動物の瞳に合うように設定が必要です。
「検出対象」という項目で、人物を撮る時は「人物」、動物を撮る時は「動物」を選択する必要があります。
動物を撮った後にそのままの設定で人物を撮ると瞳に反応してくれません。
このように切り替えをする必要があるのでいちいちこの画面を呼びださないといけませんが、「検出対象」はカスタムボタンに割り当てできるようになっています。
カスタムボタンに割り当てればすぐに変更することが可能なので、よく切り替える方は「検出対象」をカスタムボタンに割り当てておくことをおすすめします。
②リアルタイム瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンに対応
①でも書きましたが、リアルタイム瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンに対応したことで、今まではAF-ONとは別に「瞳AF」をどこかのボタンに割り当てる必要がありましたが、「AF-ON」で瞳にフォーカスしてくれるようになりました。
「AF-ON」で瞳にバッチリ!子どもを撮ることが多いので、ホント便利です。
ただ全速力で走っていても瞳を追いかけようとするので、さすがにピントが甘くなってしまうこともちょくちょく・・・
③インターバル撮影機能の追加
インターバル撮影に対応しました。自分は今のところ全く使う予定なしです・・・。
④ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTに対応
2019年4月26日に発売されたリモートコマンダー。発売時点では、α7RⅢ,α7Ⅲのみ対応です。
2019.6.13→α6400も対応しました。
少し値段は高いですが、使い勝手もよくかなり便利です。持ってて損はないアイテムです。
⑤操作性改善
・カスタムキーに割り当てできる機能に"MENU"を追加
α7ⅢではMENUボタンは左上にあるので、右手でグリップしながら右手で押すことはほぼ不可能です。右手で触れる範囲のカスタムキーに割り当てることにより、右手のみで操作することが可能になりました。
・FnボタンによるMENUタブの操作
MENU画面ですが、この状態から上の6つあるタブのカメラマークの2へいこうとするならば、十字キーで一旦上まで戻り、→を押してカメラマークの2へ移動する必要がありました。時間かかるし結構不便ですよね・・・
これが、この状態から「Fnボタン」を押すことによって、
横のタブ(カメラマーク2)へ瞬時に移動できるようになりました。Fnボタンで6つのタブを瞬時に移動できるので便利になりました。
・その他
液晶モニターが消灯できるようになっております。撮影時液晶が必要なければ消灯することによって電池の持ちもある程度よくなるかと思います。
他にもまだ細かい変更点あるかもしれませんが、探せていません。もしまだ他にあるようでしたら教えてください。笑
⑥その他の動作安定性向上
具体的にはよくわかりませんが・・・瞳AFの正確性なんかもよくなったかもしれませんね。以前よりは速くなった気もしますし、追従性もよくなった気もします。元々結構満足してたのですが、さらに満足です。笑
まとめ
今回のアップデートによって、一気にカメラが進化した感じですね。違うカメラを買った気分でお得感満載です。
あとは、α7Ⅲにもリアルタイムトラッキングをお願いしたいところです・・・笑。
しかしなかなか値段下がりませんね!ホントいいカメラに出会えました。
αユーザーには必携のワイヤレスリモコンです
動物瞳AF使ってみました
こちらもα7Ⅲにはおすすめのアイテムです