シグマの望遠レンズ【SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM】
自分はSIGMA100-400mmライトバズーカを、MC-11をかましてα7Ⅲやα6400で使用していますが、実際使用してみてどうなのか使用感を書いていきたいと思います。
2019.2.26時点、α7Ⅲ・MC-11・SIGMA100-400mm全て最新のファームウェアでの使用になります。
AF速度は速い
子どもを撮ったりスポーツ撮影することが多いので、自分が1番気になる点はやはりAF速度でした。
ネットで調べると「速い」「遅い」「150-600より遅い」「TAMRON100-400の方が速い」などいろいろ書いてありました。
やはりそこの感覚は人にとって違うのですが、自分が使ってみた感想としては【普通に速い】という感じでしょうか。
AF-Sでは、「シュピッ」という感じで少し間があり純正レンズよりは遅いですが、AF-Cは瞬時に合ってくれて、普通に速いです。
瞬時といっても、SEL100400GMよりは遅く、SEL70300Gと同じぐらいの感覚でしょうか。(SEL100400GMは爆速でした・・・)
USB DOCKでAF速度をさらに速くカスタマイズできますが、あまり変わらないように感じました。むしろフォーカスリミッタースイッチを使用してあげることによって正確に距離を設定してあげることが大事だと思います。
リアルタイム瞳AFも速く追従性も良い
2019年4月11日にα7Ⅲでは「Ver.3.00」のアップデートが提供され、それまでα9とα6400にだけ搭載されていた「リアルタイム瞳AF」がα7Ⅲでも使えるようになりました。
MC-11とSIGMA100-400mmの組み合わせでも純正レンズと変わらない速度で瞳を認識してくれ、追従性や精度も非常に良いです。
連写はHi+まで全て対応
連写はHi+まで全て対応しています。
MC-11を使用しての連写はピントが1枚目に固定されたりなどもありますが、SIGMA100-400mmはHi+でもしっかりピントも追従してくれます。
精度も結構よさそうです。人や大きい鳥などはよく撮れますが、さすがに野鳥や犬など不規則に速く動く物は純正レンズの方が断然ピントの精度は良かったです。
使用できるフォーカスエリア
フォーカスエリアは全て対応しています。MC-11はアップデートされるごとに性能がかなりよくなってくれてるのでかなり有難いです。
使用できるフォーカスモード
この画面上では、MF以外全て使用できる表示になっています。
MFは画面上では選べませんが、レンズの横の1番上のフォーカススイッチをMFにすることによって普通に使用できます。
ただ、ピントリングがかなり動きが悪く微調整しにくい感じでした。個体差があるかもしれませんが、自分のは最悪です。
1つだけ気になる点
1枚撮りや連写で撮影している最中、ごくたまにシャッターを押してからシャッターが切れるまでタイムラグがある時があります。
つっかかるというか、一瞬フリーズというか・・・・コンマ秒止まってシャッターが切れる感じなので、連写ではなく1枚撮りの状態なら「ここ!」って時を逃してしまうことがあるかもしれません。
その症状が起こるのはシャッターを押す初めの1枚だけで、連写中は1度も起こることはありませんでした。毎回起こるわけではなく、ごくたまにという感じでそんなことが起こります。
こういうことが起こる可能性があるので、純正を使うのが1番なのは間違いないです。。
運動会で使えるコスパ最強望遠レンズ
SONY純正レンズSEL100400GMは高いので、SEL70300Gをメインとして使ってましたが、やはり70-300mmじゃ物足りないことが多くなってくるので個人的には100-400mmの方が使用頻度が高いです。
小さい鳥や犬など特に動きの速いものを撮るのはやはり純正レンズの方が精度がいいのですが、運動会ならこのレンズで十分だと感じています。
追記:Eマウント専用ライトバズーカ発売
2020年7月、Eマウント専用ライトバズーカ発売されました。
α7Ⅲ×MC-11×SIGMA100-400mmで野球撮ってます
SIGMA100-400mmレビュー記事書いてます
TAMRON100-400mmも使ってました
α6400でも使ってみました
α7Ⅲアップデート後の変更点や設定方法など書いてます