２０２１年１月、新製品モンスターストリームベイト「MSB-952-TR」が発表されました。
モンスターストリームMSS-952-TRのベイトロッドで、発売は２０２１年６月下旬～７月中旬頃予定みたいです。
ちなみにMSS-952-TRはなかなか使いやすくて結構気に入っています。
スペック
・定価：64,900円(税込)
・全長：9.5f
・継数：2本
・自重：？？？g(記載なし？)
・ラインMAX/BEST：PE2.0/1.5
・ルアーMAX：42g
・ルアーBEST：ミノー23g/バイブレーション28g
【初代952 激流ワイドレンジ「ベイト」スペシャル】
初代「WIDE RANGE SPECIAL」がコンセプトはそのままにベイトモデル新規ブランクス設計にて完成。
マンドレルはスピニングと共有しているが、ブランクスの「曲がる位置」を完全にベイトに専用にしている。
厳密にはティップ先端付近はベイトの方が硬く、バットは曲がる位置を下げている。つまり、シャキシャキの胴調子。胴調子だけ書くと「ん？ダルいのか？」と思うかもしれないが、
それは違う。何せ、ティップには40t、バットには46tが鎮座している。軟らかいはずがない。
要は、バットがパンパンだとキャスティングが全然楽しくない為、ベストルアーウエイトの23gミノーをフルキャストすると、硬めに設定したティップが、即座にバットへ移行し、しっかり曲がり、反発するように設計している。
ルアー・ライン・ロッド・リール・ノブ、これらが連れてくる感度情報の全てが「手の中」にあるベイトは、スピニングとは別世界の操作性を体感できる。
慣れてしまえば、レバーブレーキ以上の操作が可能なベイトは、バラシなど皆無に等しい、掛けた魚をバラすことなどあり得ない。
豪雨後の激流特化型リバープラッキングロッドだが、港湾・湾奥・都市型河川のデイゲームにも完全に対応する。
9.5fの長尺を活かし、MSB-892-TRでは攻略できなかった広範囲をカバー、MSB-892-TRよりも硬めにセッティングしたティップを搭載。
そのため、42gまでのビッグベイト系にも対応する。
<テスト概要>
・豪雨後の大・中規模激流河川にて大型スズキ族を狙い、中・大型ミノーからシンペンやバイブレーションの24～31gを使い、飛距離を活かしたドリフト主体のルアー操作性を重要視し、テスト。激流河川でルアーの水圧抵抗に負けないギリギリの繊細なティップとペンデュラムキャストや振り子によるバイブ28gのフルキャストが可能。ランカークラス(5kg以上)でしっかりタメが効き、余裕を持って片手で寄せることができる強靭な粘りのあるバットを設計、89ロングモデル。
<テスト使用リール>
デイゲーム用：17エクスセンスDC＋PE1.0号＋リーダー12.5LB(1.5m)・14モアザンPE SV＋PE1.0号＋リーダー12LB(1.5m)
急流川マル用：17エクスセンスDC＋PE1.2号＋リーダー25LB(1.5m)・14モアザンPE SV＋PE1.2号＋リーダー22LB(1.5m)
激流川マル用：18アンタレスDCMDXG＋PE1.5号＋リーダー25LB(1.5m)・17Z2020SH BLACK LTD＋PE1.5号＋リーダー28LB(1.5m)
大型プラグ用：18RYOGA1520H＋PE2.0号＋リーダー30LB(1.5m)・18アンタレスDCMDXG＋PE2.0号＋リーダー30LB(1.5m)
ノットに関しては、リーダーに結び目を作らない摩擦系ノットにて結束してください。尚、リーダー長は1.5mから1.0mまでがトラブルも少なく使用できます。リーダーの結束部はトップガイドの外側に出したキャストを推奨します。ロングリーダーはお勧めできません。
<テスト使用ルアー>
コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーまたは快適に扱えるルアーを代表的に抜粋しています。
・サイレントアサシン129S/140S、バーティス140F/140S、サスケ120/140、フィードシャロー128プラス、ハイスタンダード120
・スライドベイトへビーワン28g、スイッチヒッター75S/85S/DH97S、シェリー95SS
・ディブル80/80H、レンジバイブ80ES/90ES、ビッグバッカー27g、スパロー26g/30g、VJ-16/VJ-22、IP-26
・ブルージュ190F、ストリームデーモン160、TKLM140G、ギュスターブ160F、カゲロウ155F、ウェイキーブー112、ハイスタンダード150
※推奨フックは、SP-MH#6以上、RB-MH#6以上、ST-46#5以上
発売予定は、２０２１年６月下旬～７月中旬みたいです。
