2023.2
ちょっとお試しで、ランチョのジオメトリー補正ブラケットをつけてみました。
なんやねんそれ!って話ですが、簡単に言うとフロントのロアアームとアッパーアームの位置を補正してくれるパーツです。
リフトアップによるアームのズレを補正してくれるんですが、コレ、めっちゃ乗り心地よくなります。
というわけで、ブラケットの説明と、装着してみた感想書いていきたいと思います。
現在の足回り
サスペンション
まず最初に、足回りのカスタム状況を簡単に書いておきます。
リフトアップ量はバネの数値だけで書くと、3.5~4インチぐらいです。
フロントは、ルビコンエクスプレスの2.5インチのバネをつけていて、運転席側がデイスター0.75+テラフレックス0.5インチのコイルスペーサー、助手席側が0.75インチのコイルスペーサーのみが入っています。
リアは、スーパーリフトの3.5インチのバネをつけていて、左右ともにテラフレックスの0.5インチのコイルスペーサーを入れています。
ラックやステップ、バンパーなんかの重さも考えると、実質のリフトアップ量は前後ともにだいたい3.5インチぐらいかと思います。
ショック
ショックはラフカントリーの3.5インチ用のものを装着しています。
スタビリンク
スタビリンクはプロスタッフの調整式のものをつけています。
ラテラルロッド
ラテラルロッドはフロントがアメリカのメーカーRPM、
リアがTGS X-fangのものです。
個人的にはRPMの方が好みなので、リアもそのうち変える予定です。
タイヤホイール
タイヤは、ニットーのトレイルグラップラー35×12.50R17、
ホイールはアメリカ本国メーカー、フューエルオフロードのものを履いています。
ランチョ RANCHO ジオメトリー補正ブラケット
どんなパーツなのか
こんなんどこにつけんねん!って感じの形したパーツですねw
ブラケットだけじゃ大きさが伝わりませんが、手袋を横に置いたらわかる通り、かなり大きいです。
これはリフトアップをした際に変わってしまった、ロアアーム、アッパーアームの角度を補正して、キャスター角の補正にもなるものですが、
今自分の車にはテラフレックスのスポーツアームがついています。
純正のロアアームよりも1.5cm長く、ロアアームだけ伸ばした状態で、キャスター角の補正にもなっています。
ブラケットをつけるにあたりテラフレックスのロアアームを使うと、かなり長くなってしまうため、このブラケット+純正のロアアームを使用します。
ちなみにこのブラケットですが、結構マニアックな部類だからなのか、楽天やyahooなんかには売っていなくて、
自分で海外から取り寄せるか、有名どころだとタイガーオートやスクランチで販売がありますが、安くて4万円ぐらいです。
ちなみに4万円の価値があるのか?と言われたら、自分はあると思いますが、この理由は後程。
装着写真
▼テラフレックススポーツアーム
運転席側と助手席側なのでちょっと比較しづらいかもしれませんが、ロアアームの角度が変わったのが分かると思います。
ブラケットを装着するとブラケット分低くなるので、平行に近づく感じですね。
黄色が元の位置、赤がブラケットによる装着位置です。
ちなみにこのブラケットはアッパーアームの角度も変更できます。
本来アッパーアームの固定位置は黄色いところで、
ブラケットの赤矢印部分に変更になり、位置も3か所選べます。
このようにリフトアップによって変わってしまったロアアームとアッパーアームの角度を補正できて、かつキャスター角の補正にもなる、個人的には神パーツです。
ちなみにこのブラケットは友人テツさんの車についていて、交換した形になります。
僕が別のアームに変える予定で、外したテラフレックスのアームをテツ号につける予定だったんですが、
ランチョのブラケットの乗り心地も体感したかったので、自分が二度手間にはなりますが、先に交換して、ちょっと間このブラケットを試させてもらうことにしました。
ブラケット+純正ロアアームとテラフレックスのスポーツアームとの長さの違いですが、
きっちり計測した写真はないですが、約62.5cmとテラフレックスのアームとほぼ同じぐらいの長さでした。
ロアアームが伸びた状態+アッパーアームの角度も変えれるので、ホント神パーツだと思います。
乗り心地めっちゃいい・・・
テラフレックスのスポーツアームをつけた時にも乗り心地が良くなったのと(突き上げ緩和)、直進安定性が良くなったのはすぐに体感できましたが(ほとんどの人が体感できるレベル)、
このブラケットは、もうびっくりするぐらいさらに良くなりましたね。
大げさに言うと、高級セダンに乗ったかのような乗り心地。
突き上げなんてほぼない、段差もめっちゃ優しい、直進安定性も変わらず良い、サスペンションの動きがよくなったのもめっちゃわかります。
サスペンションの動き・・・?
そんなことわかんねーよ!って方が多数かもしれませんがw、乗り心地がよくなるのはおそらくほとんどの方が体感できるかと思います。
こうやって書いてて、いつも思うんですが、
「え・・・本間に・・・・?大げさすぎへん・・・?さすがに言いすぎやろ・・・・・?」
って思う方も当然いると思います。
でもこうやって書いて自分が得することなんて別にないですしw、まぁ損することは当然ないしw
ホントありのまま書いてます。
こればっかりは装着した人にしかわからないですしね。
これに4万円の価値があるかどうかですが、個人的にはあると思います。
乗り心地激変、直進安定性。
マッドテレーンタイヤ履いたらなんかやたらフラフラする・・・そりゃオールテレーンからの変更だと多少ふらつきはありますが、実はタイヤのせいじゃなかったりします、というか直進安定性はまたちょっと別で、それはテラフレックスのアームをつけた時に自分が実感しました。
高速道路の運転がびっくりすぐらい楽になりますから。
ちなみに、じゃぁ、そのテラフレックスのアームとこのブラケットどっちが乗り心地いいの?ですが、
乗り心地的には、断然ブラケットです。
ロアアーム、そしてアッパーアーム両方補正できるのが大きいんでしょうね。
ブラケットを装着した故の強度に関しては、オンロードでは全くわかりませんでした。
乗り心地は最高に良いけど
ちなみにこのブラケットから、僕がつけていたテラフレックスのアームに変えたテツさんは、やはり突き上げが増えて乗り心地が悪くなったと言っていますw
でも戻さないのは見た目優先ってやつですねw
自分もこのブラケットは1週間で外して、EVOの調整式ロアアームを装着しました(また記事書きますが)。
なんで乗り心地いいのに外すの?ですが、テツさんは完全に見た目優先、自分もまぁ見た目優先ですね。
あとは、またそのうち調整式アッパーアームも買うつもりでいるので、このブラケットは必要なくなるというのが理由です。
「角度」という面では、このブラケットが1番いいんだとは思いますが。
ちなみにこのブラケットは、また違うテツさんの車に装着しましたが、乗って3秒で乗り心地の良さにびっくりしてましたw
ホント乗り心地に優しいんです。
取り付けに関して
このブラケットの取り付け方法は書いておりません。
写真を撮る余裕がないぐらい大変でした・・・時間なかったのもありますが。
まぁでもロアアームを外して、
アッパーアームを外して、ブラケットをつけるだけと言えば、簡単っちゃ簡単なんですが、
個人的にはもう二度とやりたくない作業です。
乗り心地はめっちゃいいですが、自分での取り付けはホントにおすすめできませんw
最後に
というわけで、ランチョのジオメトリー補正ブラケットのレビューでしたが、個人的には神パーツです。
ロアとアッパー、社外品入れようと思ったらそれなりにお金かかりますしね。
取り付けはびっくりするぐらい大変ですが、乗り心地もびっくりするぐらい良くなりますので、気になった方はつけてみてください。
このブラケットは1週間で外して、EVOの調整式ロアアームに変えたので、次はその記事書きます。
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