ラングラーJLのリアのラテラルロッドの取り外し方や取り付け方法など書いておきます。
使用工具
・21mmソケット、レンチ等
・ラチェットがあった方が楽
・トルクレンチ(あった方がいい)
・36mm以上対応のモンキーレンチ(調整)
・所要時間→30分
▼フロントはこちら
純正リアラテラルロッド取り外し手順
ジャッキアップしていない1G状態で外していきます。
ホーシング(アクスル)と車体フレームをつないでるロッドがラテラルロッドで、
ホーシング側と車体フレーム側の2か所のボルトを外していきます。
▼ホーシング側
後ろ側から見ると21mmのボルトが見えて、裏は固定ナットなのでこのボルトを外していきます。
結構固いので最初はメガネレンチ、その後はラチェットがあれば楽ですね。
少し緩めてからはラチェットや電動工具があるとかなり楽です。
▼車体フレーム側
車体フレーム側は固定ナットではないので、21mmのボルト、そして21mmのナットと、2つ工具が必要です。
ボルト側はすぐ近くにスタビライザーがあって、両側ソケットだと入りにくいので、
▼ソケット
レンチやメガネレンチが1つはあった方がいいかと思います。
▼メガネレンチ
自分はメガネレンチを使ってますが、ラテラルロッドのボルトはかなり固いので、メガネレンチじゃ回らない可能性があります。
もし回らないようでしたら、長めのスピンナーハンドルなんかを使うとすんなり回ってくれます。
自分は380mmのものをメインで使ってますが、これくらいが長すぎず短すぎず使いやすいです。
これでラテラルロッドが外れますが、ボルトを抜けば一気に落ちてくるので注意してください。
ラテラルロッド取り付け手順、締め付けトルク
※ジャオスの場合。
ラテラルロッドの取り付けは、外した手順と反対で戻すだけです。
今回取り付けたジャオスのラテラルロッド、
おそらく国内のラングラーでは1番取り付け数が多いのではないでしょうか。
モパーのリフトキットの締め付けトルクが、
90ftlbなので、123Nm(正確には122.02)で締めておきました。
ラテラルロッドをつける時は、調整のことを考えて純正とほぼ同じ長さにしておくと後が楽ですね。
自分の場合は、だいたい同じく3インチほどリフトアップした友人から外したまんま譲ってもらったので、そのまま装着しましたが、
純正より6mmほど長かったです。
▼ズレを計測した記事はこちら
ラテラルロッド調整方法
ラテラルロッドの長さは、ターンバックル部分で調整していきます。
調整方法に関しては見た方が早いので、ジャオスの説明書貼っておきます。
ターンバックルですが、36HEX(36mm)なので、
36mmのスパナが2本か、36mm以上対応のモンキーレンチが2つ必要になります。
汎用性の高いモンキーレンチがあれば何かと便利なので、モンキーレンチの方がおすすめですね。
説明書にも書いてますが、糸を垂らしておけばバッチリ左右差が合っていくのがわかります。
調整後はちょっと車を動かして、再度計測してズレがないのを確認することをおすすめします。
最後に
というわけで、リアのラテラルロッド交換方法でした。
勝手な印象ですが、ラテラルロッドってあまり重要なパーツだと思われてない印象があるのですが、
やはり補正してあげることによって乗り心地なんかもかなり変わってきます。
つけるとどう変わるのか、そんなことも書いたこちらの記事もぜひ読んでいただけたらと思います。
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